腰痛と肩こりは同じ原因かも?整骨院・整体が全身をみる理由

2026年07月24日

「腰も痛いし、肩こりもひどいんです。」

吹田市・江坂で整骨院をしていると、この相談は本当に多くあります。

肩こりだけ、腰痛だけという方よりも、「両方つらい」という方のほうが多いくらいです。

そのあとによく聞かれるのが、

「整骨院や整体で、腰痛も肩こりも一緒に良くなりますか?」

という質問です。

私の答えは決まっています。

「原因が共通していれば、一緒に変わる可能性は十分あります。」

ただし、そのためには肩や腰だけを見る施術ではなく、身体全体を評価する整骨院・整体であることが大切です。

腰痛と肩こりは結果であって原因ではない

痛みやコリがあると、その場所が悪いと思うのは当然です。

肩が凝れば肩を揉む。
腰が痛ければ腰をほぐす。

もちろん、一時的には楽になることがあります。

しかし、吹田市・江坂で多くの患者さんを施術していると、それだけでは数日後には元に戻ってしまうケースを何度も見てきました。

整骨院で身体を評価すると、腰や肩より先に気になる場所があります。

それが足元です。

私は初診で立っていただいた瞬間に、まず足裏への体重のかかり方、足首の動き、膝の向き、骨盤の高さを確認します。

実は、この段階で身体の使い方のクセが見えてくることが少なくありません。

現場でよくある患者さんとの会話

先日も40代の女性が来院されました。

「肩こりも腰痛もひどくて、整体にも通っているんですが、またすぐ戻るんです。」

実際に立っていただくと、右足にばかり体重をかけるクセがありました。

歩いていただくと、右足の外側へ重心が流れています。

そこでお聞きすると、

「立っている時も右足が楽なんです。」

とのことでした。

ご本人には無意識でも、身体はそのクセに合わせてバランスを取っています。

右へ重心が偏れば骨盤も傾きます。

骨盤が傾けば背骨はバランスを取ろうとし、その影響は肩や首まで伝わります。

つまり、この方の肩こりと腰痛は別々ではなく、一つの身体の使い方から生まれていたのです。

整骨院・整体では足元から全身を評価する

整骨院や整体では、肩や腰だけを見るのではなく、身体全体の連動を考えます。

人の身体は、

足裏→足首→膝→股関節→骨盤→背骨→肩→首

というように、一つの運動連鎖でつながっています。

例えば足首の動きが悪くなると、本来そこで吸収できる衝撃を膝や股関節が代わりに受けます。

さらに骨盤の動きが小さくなれば、腰椎や胸椎が余計に動いて補おうとします。

肩こりだから肩だけ。

腰痛だから腰だけ。

この考え方では、身体全体の負担は変わりません。

だから整骨院では、症状ではなく「なぜそこへ負担が集まったのか」を探すことを大切にしています。

足元が変わると姿勢も変わる

施術で意識するのは、まず足元の安定です。

足裏がしっかり接地し、左右均等に荷重できる状態をつくる。

足首の可動域を引き出し、股関節が動きやすい環境を整える。

その結果として骨盤が安定し、背骨が自然に起きてきます。

この流れになると、不思議なくらい肩の力が抜けます。

施術後に、

「肩をほとんど触っていないのに軽いです。」

と言われることがあります。

これは珍しいことではありません。

肩こりを作っていた原因が肩ではなかったからです。

整えるだけでは終わらない

私が整骨院で大切にしているのは、施術後の身体の使い方まで確認することです。

施術直後は誰でも身体は整います。

大切なのは、そのあとです。

立ち上がった瞬間にどこへ体重が乗るのか。

歩き始めた一歩目で重心はどう動くのか。

この確認をすると、その人が元に戻るクセがよく分かります。

右足へ乗る人。

つま先へ重心が流れる人。

骨盤がすぐ後ろへ倒れる人。

人それぞれ戻り方が違います。

だから整骨院では、施術だけでなく「正しい身体の使い方」を一緒に確認することが重要だと考えています。

頑張って姿勢を良くしようとしなくていい

「姿勢を良くしてください。」

そう言われて、胸を張り続けている方も少なくありません。

しかし、身体が整っていない状態で無理に姿勢を作ると、肩や腰に余計な力が入り、かえって疲れてしまいます。

実際に施術後、

「何も意識していないのに立ちやすいです。」

という感想をいただくことがあります。

私は、この状態が理想だと思っています。

姿勢は頑張って作るものではなく、身体のバランスが整った結果として自然に現れるものです。

整骨院・整体を選ぶときに見てほしいポイント

腰痛や肩こりを繰り返している方は、施術内容だけでなく「何を評価しているか」に目を向けてみてください。

整骨院や整体で、

  • 足元のバランスを確認しているか
  • 歩き方や立ち方を見ているか
  • 骨盤だけでなく全身の連動を評価しているか
  • 日常生活のクセまで一緒に考えてくれるか

こうした視点を持っている整骨院・整体であれば、その場だけではない変化につながりやすくなります。

まとめ

腰痛と肩こりは、それぞれ別の症状に見えます。

しかし、吹田市・江坂で日々施術をしていると、多くは身体全体のバランスが崩れた結果として同時に現れていると感じます。

だからこそ、整骨院や整体では痛い場所だけではなく、足元から全身を評価し、身体が本来持っているバランスを取り戻すことが大切です。

身体は部分ではなく、一つにつながっています。

そのつながりを整えることが、腰痛や肩こりを繰り返さない身体づくりへの第一歩になると、私は日々の施術を通して実感しています。

身体は「痛み」を教えてくれていますが、「原因」を教えてくれるわけではありません

整骨院で施術をしていると、患者さんからこんな言葉をよく聞きます。

「腰が痛いから腰が悪いんですよね?」
「肩が凝っているから肩だけ治せば大丈夫ですよね?」

もちろん、その考え方は自然なことです。痛みがある場所が悪いように感じるのは当然でしょう。

しかし、整体や整骨院で身体全体を評価していると、痛みが出ている場所と、本当の原因が一致しないケースは少なくありません。

例えば、肩こりがつらくて来院された方でも、実際に評価すると股関節の動きが極端に悪かったり、足首の硬さが影響していたりすることがあります。

足首の動きが小さくなると、歩くたびに膝や股関節が余分に頑張るようになります。その状態が続くと骨盤の動きも制限され、背骨や肩まわりの筋肉がバランスを取ろうとして緊張します。

その結果として肩こりが起こるため、肩だけをほぐしても一時的に楽になるだけで、数日後には元に戻ってしまうのです。

腰痛も同じです。

吹田市・江坂で整骨院をしていると、「何度もぎっくり腰を繰り返している」という方も来院されます。

詳しく身体を見ていくと、腰そのものよりも股関節の可動域が狭かったり、歩くときに左右どちらかへ大きく体重が偏っていたりすることがよくあります。

腰はその負担を代わりに受け止めていただけで、原因ではなく結果だったというケースです。

だからこそ、整体や整骨院では「痛い場所を施術する」のではなく、「なぜそこに負担が集まったのか」を考えることが重要になります。

私は施術の中で、「身体は一つのチーム」だと患者さんにお話しすることがあります。

誰か一人が頑張りすぎると、他の場所にも負担が広がるように、身体も一つの関節や筋肉だけで動いているわけではありません。

足元から頭までが連動し、お互いを支え合っています。

そのバランスを整えることが、整骨院・整体で行う施術の本当の目的です。

症状だけを見るのではなく、その人の立ち方や歩き方、日常生活での身体の使い方まで含めて評価することが、腰痛や肩こりを繰り返さない身体づくりにつながると、吹田市・江坂で日々施術を続ける中で強く感じています。