ぎっくり腰はクセになる?

2021年11月28日

大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院です。

「ぎっくり腰」はクセになる?

患者さんから頻繁に受ける質問です。

最近急に寒さがきつくなったために、「ぎっくり腰」の患者さんが多く来院されています。

先日来院されたぎっくり腰の患者さんからも「ぎっくり腰はクセになりますか?」と質問を受けました。

皆さんはどう思われますか?

確かに、「ぎっくり腰」で来院された患者さんに、「以前にぎっくり腰になったことはありますか?」と質問をすると、「あります。」と答える方がしばしばおられます。

「あります。」と答えた患者さんにもうひとつの質問をしてみます。

「そのときに施術を受けましたか?」と質問をすると、「痛すぎたので何日か安静にしていたら治りました。」とか「湿布をしていたら何日かしたら治りました。」という答えが多く、意外にも施術を受けていない方も多いのです。

ここに落とし穴があります。

痛みがおさまったら治ったと思ったら大間違いです。

確かに痛みは症状の一つであり、患者さんの主訴です。

しかし、痛みがおさまってもまだ体の歪みが残っていることが多々あります。

休息しているだけだったり、湿布を貼ったりするだけでは体の歪みは治りません。

一時的に痛みがおさまっているだけなのです。

体の歪みが残っている場合、また何かのきっかけでぎっくり腰になってしまう場合があります。

つまり、「ぎっくり腰はクセになる」のではなく、「しっかり治していない」もしくは、「適切な施術や治療を受けていない」ために再発するのです。

ですから、不幸にも「ぎっくり腰」になってしまったら、安静にしている、もしくは湿布を貼るだけで済ませてしまうのではなく、然るべき医療機関や施術所で適切な治療や施術を受けてください。

そうすれば、再び「ぎっくり腰」に見舞われる可能性は少なくなります。

当院にも多くの「ぎっくり腰」の患者さんが来院されますが、再発される確率はかなり低いです。

大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院では、「ぎっくり腰」の患者さんに対して腰だけを診るのではなく、足指を正しく使えるようにして、足元から安定した体づくりをしていきます。

そうすることによって、重心が安定した位置に落ち着き、姿勢が矯正され、筋肉の使い方や歩き方まで変わるのです。

痛みがおさまったら「ぎっくり腰」が治ったと思うのは勘違いかもしれません。

大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院では、再び「ぎっくり腰」にならないように足元からしっかりと調整し、安定した体づくりをサポートさせていただきます。

ぎっくり腰でお悩みの方は、大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院にご相談、お問い合わせください。

 

まほろば鍼灸整骨院

腰痛でお困りの方は

寝違えと肩こりの違いについて

2021年11月22日

こんにちは!大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院です!*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*!

11月も下旬になると寒さが一段と増してきましたね。寒さが厳しくなってダウンジャケットを初おろしをした方もいてると思います。

寒くなってくるとギックリ腰や寝違えをおこす方が多くなります。そこで今回は寝違えと肩こりの違いについてお話したいと思います。

一般的に寝違えと呼ばれる症状は、首周辺の筋肉が軽度の肉離れを起こしている状態を言います。

人間の頭部は、正面から見た首の幅に対して中間の位置にあるのが望ましいのですが、睡眠中に寝返りをうって、その位置からずれてしまいます。

長時間にわたってずれた状態が続いたり、首がおかしな方向に曲がったままになっていると、首の筋肉が部分的な阻血状態という酸素が充分に行き渡らない状態になり、筋肉も凝り固まりやすくなります。そのような状態で起床時に急に頭首を動かすと、寝違えが発生するのです。

 

寝違えは、寝ているときに生じるわけではありません。寝違えの原因は睡眠中に作られますが、寝違えの炎症が発生するのは起床時なのです。

特に寒くなって筋肉が硬くなると寝違えは起こりやすくなります。

寝違えは肩こりと違い、とりあえず動作確認のために首を左右前後に倒してみたり、手で触ってみたりするのは良くありません。

寝違えは炎症、つまりケガです。なるべく動かさない・触らないようにしてください。痛みや違和感を治そうと、首のストレッチをしたりもんだりすると症状が悪化する可能性があります。

 

寝違えは肩こりと違い、症状が起こった直後は温めるのも良くありません。患部は熱を持っているため、温めると炎症を助長させてしまうおそれがあります。

温湿布やカイロを使って温めるのはもちろん、湯船につかるのも避けたほうがいいでしょう。

 

しかし、腫れや痛みがひいてくると首周りの筋肉をあたためて、血行をよくすることが大事になってきます。患部の症状改善や再発予防にも繋がります。

 

肩こりに関しては過去のブログで紹介しているので参照してください。

 

寝違えや肩こりは痛みやだるさ・違和感を放置していると頭痛や痺れ・四十肩など症状が悪化する場合があります。

 

大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院では全身の骨格矯正と筋肉の調整を行うことにより寝違えや肩こりを予防、緩和をしていきます。また、自宅でできる首、肩周りのストレッチやエクササイズをお伝えさせて頂きます。さらにその方にあった生活アドバイスもさせて頂きます。

この時季は寒暖差が大きく、寝違えが起きやすいです。

万が一寝違えが起こった場合は大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院にお越しください。

まほろば鍼灸整骨院

寝違えになった方は

ぎっくり腰とマッサージの関係

2021年11月16日

大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院です。

今回は、ぎっくり腰とマッサージの関係についてお伝えします。

まず、1つの例を出してお伝えします。

先日、ぎっくり腰の患者さんが来院されました。

まず問診をして原因を確認しました。

大型電気量販店に買い物に行くと、ちょうど電動マッサージチェアのお試しフェアを開催していて、店員さんに促されるがままに電動マッサージチェアを試してみることに。

今の電動マッサージチェアは進化していて様々なモードがあり、かなり気持ちよかったのでいろいろ試しているうちに、気がついたら40~50分経っていたということでした。

そろそろ帰ろうと思い、立ち上がった瞬間にぎっくり腰になってしまったのです。

硬くなった筋肉をマッサージチェアでほぐすのは体にとって良さそうなのに、なぜぎっくり腰になってしまったのでしょうか?

体には様々な筋肉があり、それぞれがバランスを保っています。

大まかに、上半身と下半身、左半身と右半身、体の前面と後面、体の深い箇所と浅い箇所など。

普段生活をしていると、体の前での作業が多くなり、体の前面の筋肉が収縮していきます。

例えば、デスクワークでパソコンの操作をしていると、首の前や胸の筋肉は収縮していきます。

一方で、首の後ろから肩甲骨にかけての体の後面の筋肉は、収縮している首の前や胸の筋肉に引っ張られ硬くなっていきます。これが、巻き肩や猫背といった姿勢につながり首や肩のこりを引き起こすのです。

また、中腰や前屈みになったり、ずっと座り続けたりしていると、骨盤から股関節、太ももの前面の筋肉は収縮します。

そうなると、腰は体の前面の筋肉に引っ張られ、反り腰になり負担がかかります。

このように体の前面が収縮することによって、体の後面に負担がかかり症状が出ることが多いのですが、電動マッサージチェアで緩めるのは体の後面だけです。

電動マッサージチェアで体の後面の筋肉を緩めたことで、後面の筋肉が緩んだのはいいのですが、前面の筋肉は収縮したままです。

その結果、体の前面と後面の筋肉のバランスが崩れぎっくり腰になってしまったのです。

このようなことは違うケースでも起こります。

寝ている間横向きで丸まって寝ていて、体の前面が収縮して、腰は前面の筋肉に引っ張られて硬くなっていきます。

この状態で長時間寝てしまい、起きようとした瞬間にぎっくり腰になってしまったという例もあります。

マッサージで気をつけなくてはいけないことは、緩めてはいけない箇所を緩めてしまったり、ある箇所を集中的に緩めたりすることで筋肉の緊張のバランスが崩れてしまいぎっくり腰を引き起こすことがあるのです。

マッサージは、緩めるべき箇所を適当な刺激、適当な時間でおこなうことが大切になります。

電動マッサージチェアは、自分が緩めたい箇所を自分で選択し、時間や刺激の強さも自分で選択します。ここに落とし穴が待っていて、場合によってはぎっくり腰になってしまうことがあるのです。

大切なのは、緊張した筋肉を無理やりマッサージで緩めることではなく、筋肉のバランスが良い均整の取れた体をつくっていくことです。

大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院では、バランスの取れた体づくりに必要なエクササイズを提供しています。

ぎっくり腰や慢性の腰痛でお悩みの方は、大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院にご相談、お問い合わせください。

まほろば鍼灸整骨院

腰痛でお困りの方は

 

肩こり対策に肩甲骨ストレッチを

2021年11月10日

こんにちは!大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院です!*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*!

11月になってだんだんと寒さがましてきましたね。暖かい服装を心掛けましょう。
また寒暖差が大きいので体調の崩れに気をつけてください。

さて今回は肩こり予防の肩甲骨ストレッチについてお話したいと思います。

肩こりによる痛みやだるさや不快感は、巻き肩や猫背のような前かがみの姿勢を続けることによって、筋肉が緊張して血行が悪くなることで生じます。

今からの時季は、寒さや厚着による服の重みなどの影響で、筋肉がさらにこわばって血行不良が進み、肩こりが悪化しやすくなります。

首(頸椎)の形状も肩こりに影響します。本来、頸椎は緩やかな前弯のカーブを描いていますが、パソコンでの作業やスマートフォンの操作などで前傾姿勢や下を向いた状態が続くと、このカーブがまっすぐになってしまいます。いわゆるストレートネックの状態になります。

頭の重さはボーリングの球くらい5 kgほどもあります。頭の重さを支えるために首の筋肉に大きな負担がかかるようになります。

首を30度前に傾けると、頭の重さの3倍以上の18 kg、60度傾けると27 kgもの負担が首の筋肉にかかります。なるべく下を向いた状態や前傾姿勢は避けるようにしましょう。

 

肩こり対策として、肩甲骨ストレッチをおススメしています。

肩こりの原因となる筋肉は、首よりも肩甲骨につながって存在しています。

本来、肩甲骨は肋骨の背中側の上にあり、島のように浮いた構造をしていています。肋骨の上をすべるように動くようにできています。

しかし、長時間じっとして前傾姿勢を続けることが多くなった現代人の場合、肩甲骨が外側に広がったままで動かないため、肩甲骨周辺の筋肉の血行が悪くなって硬くなりやすいのです。

そのため余計に肩甲骨の動きも悪くなり、ガチガチにこりかたまっていくという悪循環に陥ります。

特に、肩甲骨を上に引き上げる役割をする「肩甲挙筋」と、肩甲骨を寄せる「菱形筋」が、肩こりと深く関連します。これらの筋肉は深部にあります。

肩甲骨を動かすストレッチによってこれらの筋肉をほぐし、肩甲骨の動きを良くすることが、肩こり解消につながります。

肩こり対策ストレッチのやり方をお伝えします。

先ず、両ひじを曲げて肩より上に上げる(腕が上がらない人はできるところまででOK)。手は軽く握って鎖骨のあたりに置きます。

続いて両ひじを、ゆっくりと後ろに引きます。5秒かけて息を吐きながら、ひじの位置はできるだけ下げないように。肋骨から肩甲骨を「はがす」意識でぎゅっと強めに寄せる。

 

さらに肩甲骨を寄せたままひじを下げ、脱力します。これを3〜5回繰り返します。

 

肩こり対策に肩甲骨ストレッチをデスクワークの合間や長時間スマホの操作の後にやってみてください。

 

大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院では全身の骨格矯正と筋肉の調整を行うことにより肩こり予防、緩和をしていきます。また、自宅でできる首、肩周りのストレッチやエクササイズをお伝えさせて頂きます。さらにその方にあった生活アドバイスもさせて頂きます。

 

常日頃、肩こりを感じている方は大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院にお越しください。

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