足底筋膜炎
- かかとから足裏にかけて痛みがある
- 歩き出すとかかとが痛くなる
- 痛みで歩き方にも影響が出ている
- 早くスポーツに復帰したい
- 痛くなったり治ったりを繰り返す
足底筋膜炎の原因とは?
足底筋膜炎は、足の指の付け根からかかとにかけて、強靭に張り巡らされている繊維状の組織(=足底筋膜炎)に炎症が起きている状態のことを言います。
この筋膜はアーチ状になっており、足への衝撃の吸収をするクッションの役割をしていますが、スポーツなどのオーバーユース(使い過ぎ)により足への強い衝撃が頻回になると、筋膜へのストレスが大きくなり繊維が硬くなってしまうことで柔軟性やクッション機能が落ち、付着部に炎症が起きます。スポーツ以外にも加齢による筋力低下や疲労物質の蓄積などが原因となることもあります。また、元々の下腿の筋肉やアキレス腱が硬い方や足元の骨の歪みによりアーチが崩れてしまっている方も、筋膜に負担がかかり、痛みが出る場合があります。
足底筋膜炎に対する3つアプローチ
◎こんな人にオススメ
現在はとくに痛みがなく、足底筋膜炎の予防をしたい方
通院後の再発予防ケアが必要な方
自宅でストレッチを行うことで筋肉の柔軟性が保たれ、足底への負担を軽減し筋膜の断裂を予防できます。しかし、既に痛みが出ている方は筋膜への炎症や断裂が生じており、自宅でのケアだけでは改善が難しい上に、ストレッチの方法を誤ると、悪化してしまう可能性もありますので、専門的な機関へ受診しましょう。
◎こんな人にオススメ
症状が重く手術が必要な方
一時的にでも症状を抑えたい方
痛みの出ている部分がどのような状態か画像を用いた説明を受けたい場合は、整形外科などで検査をしてもらう必要があります。また、薬や注射により一時的に痛みを抑えることはできます。しかし、長期的な使用は身体への負担になりますし、痛みが出ていないため同じような生活を送ってしまい、そのまま炎症が悪化しているケースがあるので注意が必要です。
◎こんな人にオススメ
痛みの緩和や再発を防ぎたい方
仕事終わりに通いたい方
骨格矯正により他の症状も改善させたい方
かかとの痛みが出た場合、一時的に痛みを抑えたい方は痛み止めの薬が効果的ですが、それでは根本的には治っていないので、すぐに症状が再発します。整骨院では筋肉や骨格の状態をもとに原因を見極め、筋肉の柔軟性の確保や、骨格の崩れている部分の矯正を行うので、根本的な改善を目指せます。治療内容は整骨院によって様々なので、ホームページなどで治療内容をチェックしておくのがオススメです。
まほろば鍼灸整骨院の足底筋膜炎に対する施術
まほろば鍼灸整骨院の足底筋膜炎の施術は足元の骨格チェックから行い、全身の骨格矯正と筋肉調整を行います。
足底筋膜炎は使い痛みのイメージがありますが、元々骨格の崩れがあったせいで足元の使い方に問題が起こり、足底筋膜炎という形で痛みが出てきた可能性が高いです。
したがって、当院ではまず骨格を整えた上で運動時の動きのチェックや指導を行います。また必要であれば、テーピングによる足のアーチのサポートや鍼灸治療なども行います。
<1>足元からの調整
先述したように人間の根っこは足、特に当院では足元の骨格を整えていきます。
足元が安定することで、以下のようなメリットがあります。
①強い下半身がつくられる
②後ろに蹴るための筋肉を強化できる
③骨盤、背骨のセンターラインの軸が安定し、姿勢が良くなる
④血液循環が良くなる
<2>骨盤・背骨矯正
強い下半身を作った上で、骨盤や背骨の矯正を行います。
またそれに付随する関節の動きも良くなります。
<3>EMS
骨格が正常な位置に矯正されたら、それを維持する筋肉を強化していきます。
骨盤の位置や姿勢を維持するために重要なインナーマッスルを効率よく強化していきます。
当院ではEMSを使って、その人に最適な刺激を加えていくことで、自分の体を動かさずに寝ているだけでインナーマッスルだけではなく、アウターマッスルも併せて効率よく鍛えていくことが出来ます。そのためにムラの無いバランスの良い筋肉を養うことが出来ます。
<4>エクササイズ
当院では1日3~5分程度でできる簡単で手間のかからないエクササイズをホームワークとしてアドバイスさせていただきます。
それぞれの方の体の状態に合わせたエクササイズを提案し、患者様に実際にやっていただくことで、1か月に1回のメンテナンスで不調が出ない体を目指していきます。
<5>鍼治療
その方の状態に応じて、鍼をする場合もあります。
<1>~<5>を組み合わせて、その方に合ったプログラムを作り、単なる痛みを取る施術ではなく、根本改善を目指した治療をしていきます。