顎関節症

スタッフ写真こんな症状でお悩みではありませんか?

  • あごがよく鳴る
  • 口が開かない
  • 口を開けるとあごが痛む
  • かみしめ癖がある
  • 歯ぎしりをよくする

顎関節症の症状とは

顎関節症とは顎関節部や咀嚼筋などの疼痛関節(雑)音開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包靭帯障害、関節

円板障害、変形性関節症などが含まれるとされているとされています。

顎関節症は、単一の疾患ではなく、障害を受けている部位と病態が異なるさまざまな疾患が含まれているため、症状は、それぞれの疾患により異なります。

しかし、顎関節症は、関節痛、関節雑音、異常顎運動を主徴とする症例を臨床上において一括して「顎関節症」とすると定められています。

簡単に言うと、あごの関節(顎関節)周辺に何らかの異常がある「あごが痛い」「あごが鳴る」「口が開けづらい」などが主な症状である慢性的な疾患で、症状は、顎関節や耳の前方に疼痛や不快感、開口障害、顎運動時の雑音や疼痛、頭痛などとされています原因はいくつかあり状態も異なりますが、まとめて顎関節症と呼ばれます


顎関節症は軽症のものから重症まで状態は様々で「硬いものを食べたらあごが痛くなったがしばらくしたら治った」という程度の軽い症状を含めると日本人の2人に1人は何らかのあごの異常の経験があるのではないかとも言われます。

このように放っておいても自然に治るものもあり、必ず悪化していくという疾患ではありません。患部を安静にする問題のある生活習慣を改善する薬を服用するなどの治療で80%の人はよくなっているそうです。

重症になると手術が必要となったり、症状もめまいや痛みなど全身に及び、開口障害により食事の摂取が困難になったり精神的にも影響を受けるなど、日常生活に支障をきたすほどの症状に苦しむ患者さんもいます。

なぜ顎関節症が起こるのか

かつては顎関節症の原因は噛み合わせの異常にあると言われていましたが、

現在では顎関節症の原因となる因子はいくつかあり、それらが積み重なってある耐久限界を超えたときに発症する・・・と言われています。


ただし、なりにくい人なりやすい人がいて耐久限界にも個人差がありますので、くいしばりや歯ぎしり偏咀嚼などの生活習慣の中の要因の積み重ねが“その人の”耐久限界を超えたときに発症するということになります。

~顎関節症の様々な原因~

①ブラキシズム
「くいしばり」「歯ぎしり」「歯をカチカチならす」などのことをブラキシズムといい、筋肉を緊張させて顎関節に過度の負担をかけダメージを与えます。顎関節症の最も大きな原因と言われてます。
くいしばり・・・肉体労働や仕事などに集中しているとき無意識に行っている。就寝中にも起こります。
歯ぎしり・・・歯ぎしりには音のあるもの、音のしない歯ぎしりもある

②ストレス
仕事や家庭、人間関係などのストレス、その他精神的な緊張は、筋肉を緊張させてしまいくいしばりを起したり夜間の歯ぎしりを起したりと、ブラキシズムに影響します。

③偏咀嚼
左右どちらか一方でばかり噛む癖を偏咀嚼といい、片側だけに多くの負担をかけることになり、顎関節症が発症する原因になります。

④顎や筋肉に負担をかける癖や習慣
うつ伏せ寝、頬杖をつく癖、あごの下に電話をはさむ、猫背の姿勢などがあります。

⑤悪い噛み合わせ
噛みあわせについては様々論議があり、現在では多くの原因の中の一つと考えられ、偏咀嚼やブラキシズムの原因として関連していると言われています。
また、不良な歯列矯正や歯科治療により噛みあわせの悪さを招くこともあります。

⑥その他
歯の治療などで大きく口を開けた、顎や頸部頭などを強く打って顎関節や靱帯を損傷した などがあります。

~顎関節症によって生じること~

①外側翼突筋の障害

就寝時の歯ぎしりなどにより、外側翼突筋が断続的に強く収縮した結果、同筋が強く疲労し障害を受けることがあります。この場合、不正咬合の状態など原因が明らかとなり診断が確定し、その診断に基づいた治療方法が選択することができれば、予後は良好。この疾患が軽症の段階は、「筋肉疲労」の状態です。重症化すると「腱鞘炎」の状態になります。

②関節円板前方転位

おもに関節円板を後方から支えている円板後部組織が何らかの原因により障害を受けて、関節円板が前方に転位した場合にこの疾患名が付けられます。関節円板前方転位には、疾患の進行状態により、復位型関節円板前方転位と非復位型関節円板前方転位に分けられます。治療は、関節円板の整復がおこなわれ、整復された状態を固定・維持する治療が施されます。治療は長期間を要することが多い。

③変形性顎関節症

変形性顎関節症は、顎関節を構成する軟骨や骨の変性性疾患です。診断は、X線写真により、関節結節の平坦化や骨の反応性増殖による骨棘、あるいは本来柔らかい組織が骨化した像が認められることなど、顎関節の構成要素に器質的変性を伴う場合、この疾患名が付けられます。治療方法は、おもに対症療法が中心となり、予後は良くありません。

④心因性の顎関節症

いわゆる「顎関節症」の症状を示す患者に対して、診断することができない場合、この疾患名が付けられることがあります。心因性の顎関節症は、心理的・精神的原因により顎関節部に発症した疾患です。しかし、心因性の顎関節症の診断方法が確立されているわけではありません。心因性の顎関節症が疑われる場合は、一般的に精神科医へ診察を依頼することになります。

まほろば鍼灸整骨院の顎関節症の治療


まほろば鍼灸整骨院の顎関節症の治療は、骨格矯正筋肉調整を主体としています。

ご来院の度に、毎回骨格チェックを行い、歪みの根本原因にしっかりとアプローチします。骨格矯正と筋肉調整により、お身体の血液循環や神経伝達を正常に戻し、お身体のもつ自然治癒力を向上させます。

また、まほろば鍼灸整骨院では顎関節症の治療として頭蓋骨の矯正も行っております。

頭蓋骨は1つの骨に見えますが、23個もの骨が縫合という形でかみ合うように構成されています。頭蓋骨には神経や血管を通す無数の穴があり、縫合の位置関係に歪みがあると、顎関節の骨格の崩れ、脳への血液供給や神経伝達に乱れが起きてしまいます。

また、顎関節は頸部と頭蓋骨が土台となっており顎関節はそれらの付属品と考えられます。原因となるものは様々考えられますが、たとえば側頭骨という頭の側面にある骨があります。側頭骨に歪みがあると顔面骨の頬骨、外側・内側の翼突筋にテンションがかかり顎関節に異常をきたす恐れがあります。

 

まほろば鍼灸整骨院の頭蓋矯正は頭蓋骨の位置関係を正しい状態に戻すことで、顎関節の正しい運動、筋肉の状態、脳や神経の機能を整えます。施術は極めてソフトであり痛くありません。施術中に寝てしまわれる患者様もいらっしゃるほどです。

また、矯正した頭蓋の状態を保つため、専用のマウスピースも使用します。顎関節症にお悩みの方は、一度、まほろば鍼灸整骨院の骨格矯正、頭蓋矯正をご検討下さい。

他にもまほろば鍼灸整骨院のではお身体の良い状態をキープするための筋力トレーニングメニューや、痛みの原因物質や老廃物などの循環を改善するリフレクソロジーといったメニューも充実しております。

執筆者:柔道整復師
まほろば鍼灸整骨院 院長 山田 真

まほろば鍼灸整骨院 院長 山田 真

資格取得後、様々な整骨院で経験を積み、まほろば鍼灸整骨院を平成21年4月に大阪府吹田市垂水町にて開院しました。人間の土台である足元からの矯正に絶対的な自信があります。一人一人その日の状態を必ず毎回詳細にチェックした上で、痛い箇所だけにアプローチをするのではなく、足元から崩れているのであれば足元から丁寧に矯正しています。

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