腰痛 予防法
2021年12月26日
大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院です。
腰痛の患者さんを問診していると、普段の体の使い方の誤りによって腰痛を引き起こしていることが多いことがわかります。
腰痛を改善するために良いこと、例えば運動をしたり入浴をして温めたりすることはもちろん大切なことですが、腰にとって負担がかかることを日常生活からなくしていくことはもっと大切になります。
その中でも、普段何気なくおこなっている体の使い方が腰にとって負担をかけていることは頻繁にあります。
普段の体の使い方を意識するだけで、腰痛の予防になります。
今回は、腰に負担をかける体の使い方をお伝えします。
皆さんは、体を前に屈めるときにどのようにおこないますか?
腰痛でお悩みの患者さんに聞くと、共通点があります。
体を前に屈めるときに腰から曲げているのです。
腰から前に屈むと、腰から上の体の部分を腰で支えることになり、腰に負担がかかります。
体を前に屈めるときは、まず頭から前に曲げていき、それから背中の上部から順々に曲げていき、腰を曲げて最後に股関節を深く曲げていきましょう。
背骨は、上から頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個と細かく分かれています。
せっかく細かく分かれているので、それぞれの関節を動かすように、背中の上から順々に曲げていきましょう。
そうすることで背骨を支える筋肉も動きが円滑になり、背骨のそれぞれの関節の動きも円滑になります。
次に、下に置いてある重い荷物を持ち上げるとき、しゃがまずに持ち上げようとしたことはありませんか?
このように体を使うと、荷物の重さを腰で思い切り受けてしまい、腰に負担がかかり腰痛を引き起こすことになります。ひどいときにはぎっくり腰になってしまい、動けなくなる人もいます。
小さなお子さまを自転車の後部座席に乗せるときも同様のケースです。。
しゃがまずに中腰の状態でお子さまを抱き上げ、自転車の後部座席に乗せようとすると腰痛、ぎっくり腰を発症する可能性があります。
下にある荷物やお子さまを抱き上げるときは、中腰で持ち上げようとするのではなく、しっかりとしゃがんだ状態で持ち上げるように心がけましょう。
普段何気なくおこなっている動作を改めるだけで、防げる腰痛はあります。
大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院では、腰痛の患者さんに対して日常生活におけるアドバイスをおこなっています。
腰痛でお悩みの方は、大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院にご相談、お問い合わせください。