肩こりと寝方の関係
2022年03月20日
大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院です。
今回は、肩こりと寝方の関係についてお伝えします。
日常生活では、体の前で作業をすることが圧倒的に多いと思います。
パソコンを操作したり、スマートフォンを見たり、料理をしたりすることは全て体の前で手を使って行う作業です。
また、日常生活の中で座っている時間が長い人も多いと思います。
体の前で作業をしたり、座っていることが多い人の共通点は何だと思いますか?
それは、体の前側の筋肉が縮こまっているということです。
体の前での作業をしているとき、胸の筋肉は縮こまっています。
また、座っていることが多いと股関節の前側の筋肉は縮こまっていきます。
このように体の前側の筋肉が縮こまっていくと、体の後面の筋肉は引っ張られた状態で緊張して硬くなります。
そうなると体の後面に位置する腰や肩甲骨付近の筋肉が固まり、腰痛や肩こりを引き起こすのです。
ただでさえ起きている間に縮こまって固まっている体の前側の筋肉ですが、寝る時に横向きで寝るとどうなるでしょうか。
横向きで寝る時に体を伸ばして寝る人はほとんどいないと思います。
大抵体の前側を縮めて丸くなって寝ると思います。
普段から体の前側が縮こまっているのに、寝る時まで前側を縮めていたら、当然体の前側の筋肉は慢性的に縮こまって緊張してしまうのです。
さらに、いつも同じ側を下にして寝ている人は、下になっている側の肩を巻きこんで寝ることになります。
このような状態が毎日続くことで巻き肩や猫背になり、姿勢が悪くなるばかりでなく、肩こりを引き起こし、さらに状態が悪くなると五十肩に発展し、肩を動かすと痛みが出たり、可動域に制限がでたりして治癒までに長期間かかる人もいるのです。
また、横向きで寝ることによって圧迫されるのは肩ばかりではありません。
下になっている側の肋骨も圧迫されます。
そうなると肋骨の動きが悪くなり呼吸が浅くなり、睡眠にも影響が出るのです。
心臓や呼吸器系の疾患、妊娠後期の人は横向きで寝ることが楽だと思いますが、仰向けで寝ることに支障がない人は、できる限り仰向けで寝ることをおすすめします。
仰向けで寝ることによって肩を巻き込むことや、股関節の前側が縮こまることはなくなります。
そうすることで肩こりや腰痛の予防にもつながるのです。
以上お伝えしたように、寝方によって肩こりを誘発することもあるのです。
大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院では、16万回以上の施術で収集した肩こりの原因となる日常生活の悪い習慣や体の使い方の悪いクセをお伝えし、肩こりにならないように各患者様に合わせてアドバイスさせていただきます。
長年続く慢性の肩こりでお悩みの方は、大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院にご相談、お問い合わせください。
肩こりにならない体づくりをサポートさせていただきます。