妊娠中の腰痛

2022年12月20日

こんにちは!大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院です\\\\٩( ‘ω’ )و ////

 

本日は妊娠中の腰痛の原因と対策についてお伝えします!

まず妊娠すると、さまざまなホルモンの分泌が始まります。その中でもリラキシンというホルモンの影響が大きく、このホルモンは出産時に赤ちゃんが産道を通りやすくするために、骨盤周辺の靭帯や関節を緩める働きがあります。それにより関節痛を引き起こします。また不安定な骨盤を支えようとして、腰や背中、お尻の筋肉に負担がかかり痛くなります。このホルモンは妊娠初期から分泌が始まるので、そこまでお腹が出ていないころでも骨盤に影響が出てくるのです。

次にお腹が出てくる妊娠中期から後期にかけては徐々に赤ちゃんが重くなってきて、重心が前に傾きやすくなります。そして、上半身を反り返らせるようにして傾いた姿勢を元に戻そうとするので、腰が反った状態(反り腰)になりやすく、腰に負担がかかります。

またこの頃になると、子宮が大きくなってきて、骨盤内の血管が圧迫されてしまい血行不良が起きやすくなります。これにより筋肉が硬くなるので腰痛がさらにひどくなりやすいです。

また身体の背面以外にも、恥骨や股関節の痛みも同じ理由で引き起こされます。

 

ここで多くの妊婦さんを悩ませる妊娠中の腰痛対策として1番大切な姿勢についてお伝えいたします。

腰痛がひどくなる姿勢として先ほども上げた通り、反り腰が原因となります。

特に立っている状態で崩れやすいと思いますが、この時、お腹を骨盤内におさめるようなイメージで、少し下腹部に力を入れて、腰を丸めるように立ってみてください。重心が前から身体の真ん中に移動したのを感じていただければおおかたできていると思います。

また座っているときは骨盤が後ろに寝ないようにしましょう。背もたれと腰の間に隙間があると、後ろに寝てしまいやすいので、腰を背もたれにぴったりつけるか、クッションを間に挟むと骨盤が起き上がります。そしてまた反り腰に注意しましょう。

痛みが強いとき、湿布を貼る方がいらっしゃいますが、妊娠中に貼ってはいけないものもあるので気を付けてください。

またこのような対策をしても妊娠中の腰痛がひどいときは、整骨院がおすすめです。

大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院でも妊娠中の施術や産後の骨盤矯正も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

妊娠中・産後の腰痛

大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院