頭痛がつらい人ほど、なぜか“足”を触る理由があります

2026年01月26日

「肩がパンパンになると、決まって頭が痛くなるんです」

吹田・江坂のまほろば鍼灸整骨院で、ほぼ毎日のように聞く言葉です。
初めて来院された方ほど、申し訳なさそうにこう言われます。

「頭痛なんですけど…整骨院でいいんですか?」

正直に言うと、かなり多いです
しかも、そういう方ほど首や肩をいくら揉んでもスッキリしきらない。
その理由、現場にいるとだんだん見えてくるんですよね。


首や肩は“犯人”じゃなくて、“現場”なことが多い

頭痛と肩こり。
この2つはセットで語られることが多いですが、私はいつもこう考えています。

「首や肩は、結果が出ている場所」

実際、検査で首を触るとガチガチ。
「ここ、しんどいですよね?」と聞くと
「そこです、そこ!」と即答される。

でも、ちょっと待ってください。

首や肩の筋肉って、好きで緊張しているわけじゃないんです。
無理やり働かされているだけ、というケースがほとんど。

じゃあ、誰の尻拭いをしているのか。

それが、姿勢だったり、体の使い方だったり、
そして──足元だったりします。


検査でよくある、こんなやりとり

当院では、頭痛や肩こりの方でも、いきなり首を揉みません。
まず立ってもらいます。

「ちょっとそのまま立ってみてくださいね」

後ろから見ると、
・頭だけ前に出ている
・右肩だけ下がっている
・体重が外側に逃げている

…というのは、もう“あるある”です。

さらに足元。

「親指、地面についてます?」
「え?ついてないです…」

これ、本当によくあります。
ご本人はまったく自覚なし。でも足指が浮いている。

私はこの瞬間、心の中でこう思っています。

「ああ、首と肩、ずっと頑張らされてたんだな」

と。


マッサージで戻る理由、正直に言います

「マッサージ行ったら楽にはなるんです。でも2〜3日で戻って…」

これも本当によく聞きます。
マッサージが悪いわけじゃありません。
一時的に血流も良くなるし、気持ちもいい。

ただ、戻る人には共通点がある

・立ち方が不安定
・重心が外に逃げている
・足指が使えていない
・骨盤が支えられていない

この状態で首だけ緩めても、
体は「また同じ姿勢」に引き戻します。

だって、土台がグラグラなんですから。


なぜ“足から”触るのか。これは経験則です

私自身、昔は首や肩ばかり追いかけていました。
「ここが硬いから」「ここが原因だろう」と。

でも、何年も現場に立っていると、
あることに気づいたんです。

足を整えた人ほど、戻りにくい。

これはデータでも理論でもなく、
完全に現場の感覚です。

足裏が安定すると、
・立つのが楽
・姿勢を頑張らなくていい
・肩に力が入らない

施術後に、こんな声が出ます。

「なんか…自然に立ててます」
「呼吸しやすいです」

この“なんか”が大事なんですよ。


まほろば鍼灸整骨院の足元チェック、実はかなり細かいです

吹田・江坂のまほろば鍼灸整骨院では、
頭痛や肩こりの方にも、必ず足元を見ます。

・体重はどこに乗っているか
・左右差はないか
・足裏のアーチは潰れていないか
・足首は固まりすぎていないか

ここを見ずに首だけ触るのは、
正直、片手落ちだと思っています。

実際、頭痛の方ほど
外側重心+足指不使用、かなり多いです。


足を整えると、首が勝手にラクになる不思議

施術は強くありません。
バキバキもしません。

足指を使えるようにしたり、
足裏の感覚を呼び戻したり、
足首の動きを整えたり。

すると、立ち上がった瞬間に言われます。

「え、肩触ってないですよね?」
「首、軽いです」

触ってないです。
でも、頑張らなくていい体になっただけ。

首や肩がサボれる状態を作った、と言ったほうが近いかもしれません。


日常で、これだけは気にしてほしいこと

難しいことは言いません。

・立つとき、外側に逃げてないか
・足指、浮いてないか
・靴の減り方、左右で違わないか

これだけでいいです。

スマホを見るときも、
「首を下げない」より
「足で立ててるか」を気にしてみてください。

意外ですが、つながってます。


頭痛や肩こりが続く人へ、ひとつだけ伝えたいこと

首や肩は、悪者にされがちです。
でも多くの場合、一番頑張っている被害者です。

土台が整えば、
首も肩も、頭も、ちゃんと休めます。

吹田・江坂で、
「もう仕方ないかな」と思いかけているなら、
一度、足元から体を見直すのもアリだと思います。

まほろば鍼灸整骨院では、
その“最初の違和感”を一緒に探すところから始めています。

無理に信じなくていいので、
「そんな考え方もあるんだな」くらいで、
頭の片隅に置いてもらえたら嬉しいです。

それでも「首が原因だと思っていました」と言われる理由

ここまで読んでいただいても、正直こう思われた方はいるはずです。

「でも、実際に痛いのは首と肩だし…」
「足は関係ない気がするんですよね」

その感覚、かなり自然です。
というのも、人は“症状が出ている場所”を原因だと思う生き物だからです。

実際、私自身もこの仕事を始めたばかりの頃はそうでした。
首が痛いと言われたら首を見る。
肩がこっていると言われたら肩を揉む。
それで一時的に楽になって、「よし、効いた」と思っていました。

でも、次に来院されたとき、同じ場所を同じように訴えられる。
正直、内心こう感じていました。

「…あれ?また?」


何度も戻る人に共通していた“ある検査結果”

ある時期から、頭痛・肩こりで何度も戻る方を注意深く観察するようになりました。
施術内容を変えたわけでもない。
生活指導もしている。
なのに、戻る。

そこで、首や肩ではなく、立ち姿と足元を徹底的に見るようにしたんです。

すると、はっきりした共通点がありました。

・立った瞬間、外側に体重が逃げる
・親指がほとんど床に触れていない
・足裏の感覚がかなり鈍い
・「まっすぐ立って」と言うと逆に不安定になる

ここで、ようやく腑に落ちました。

「この人たち、首が悪いんじゃない。
首が頑張らされる条件が、ずっと続いてるんだ」

と。


足元が不安定だと、身体は“サボれない”

人の身体って、かなり正直です。
不安定な場所に立たされると、どこかが必ずカバーに入ります。

足で支えられない

膝・股関節が頑張る

骨盤が固まる

背中が緊張する

最後に首と肩がフル稼働

この流れ、現場では本当に何度も見てきました。

特に多いのが、
「自分は姿勢が悪いと思って、ずっと胸を張っていました」
という方。

よく見ると、
足元はグラグラ、
でも上半身だけ無理やり正そうとしている。

そりゃ、首と肩、休めないですよね。


施術中によくある“気づきの瞬間”

足元から施術をしていると、
途中でこんなことを言われることがあります。

「先生、なんか…肩触られてないのに、肩が抜けてきました」
「首の後ろ、急に温かいです」

私はそのたびに、心の中で小さくガッツポーズしています。

これは、身体がやっと役割分担を思い出したサインなんです。

足が支える
骨盤が乗る
背骨が立つ
首は“乗っているだけ”

この状態になると、
首や肩はもう頑張らなくていい。

揉まなくても、
無理に緩めなくても、
勝手に力が抜けていきます。


「足を触られると思ってなかった」と言われます

初回の施術後、かなりの確率でこう言われます。

「頭痛で来たのに、足をこんなに見られると思わなかったです」

当然だと思います。
整骨院=首肩腰、というイメージが強いですから。

でも私は、ここを外したくありません。

なぜなら、
足を見ないまま首を触るのは、原因を飛ばして結果だけ追う行為だと感じているからです。

効率は悪いかもしれません。
説明も必要になります。
時間もかかります。

それでも、戻らない人が増えてきた。
それが、今も続けている理由です。


日常生活で“気づいてほしい違和感”

施術後、よくお伝えするのは難しい体操ではありません。

・立ったとき、親指が床に触れているか
・無意識に外側に体重を逃がしていないか
・靴の外側だけすり減っていないか

これだけです。

「それだけで変わるんですか?」と聞かれますが、
変わります。かなり。

なぜなら、
身体は“正解を知っている”けど、忘れているだけだからです。

思い出すきっかけを与える。
それが、足元からのアプローチだと思っています。


頭痛や肩こりは「限界のサイン」

最後に、これは完全に私の意見です。

頭痛や慢性的な肩こりは、
「ここが悪い」という合図ではありません。

「もう無理です」
「これ以上、首に任せないでください」

という、身体からのサインです。

そこに気づかず、
首だけ、肩だけを責め続けると、
症状は形を変えて続きます。

だからこそ、
少し遠回りでも、
足元から整える価値がある。

吹田・江坂のまほろば鍼灸整骨院では、
その“遠回り”を一緒にやっています。

もし今、
「もう付き合うしかないかな」と思っているなら、
その前に一度、
自分の足で立てているか、感じてみてください。

そこから、変わる人を
私は何人も見てきました。

腰が限界を迎える前に知ってほしい、ぎっくり腰の現場の話

2026年01月23日

「先生、これ…今日来てよかったですかね」

そう言いながら、腰をかばってゆっくり院内に入ってこられた方がいました。
歩けてはいるけど、動きが明らかにおかしい。
一歩ごとに様子をうかがうような、あの独特の間。

吹田市・江坂で整骨院をやっていると、
この“空気”で分かることがあります。

あ、これはぎっくり腰だな、と。

本人はまだ信じきれていないことが多いんです。
「たぶん、ちょっとやっただけで…」
「動けないほどじゃないと思うんですけど」

でも、腰はもう正直です。


ぎっくり腰の人が必ず言うセリフ

問診で話を聞いていると、
だいたい同じフレーズが出てきます。

「朝、普通に立っただけなんです」
「重い物、持ってないんです」
「まさか自分が、って感じで…」

分かります。
ほんとに“きっかけ”だけ見れば、大したことはしていない。

でも私は、そこで少しだけ視点を変えて話します。

「昨日とか、最近はどうでした?」
「腰じゃなくても、どこか気になるところありませんでした?」

すると、

「そういえば、ずっと座りっぱなしで」
「最近、運動は全然してなくて」
「靴、片方だけすごく減ってます」

あとから、ポロポロ出てくるんですよね。


腰は、最後に文句を言う場所です

これは教科書というより、
完全に現場で感じていることです。

腰って、実はかなり我慢強い。

多少姿勢が悪くても、
多少バランスが崩れていても、
黙って支え続けます。

でも、限界を超えると一気に来る。

それが、ぎっくり腰。

検査で腰だけ触って終わることは、うちではまずありません。

立ってもらって、
足踏みしてもらって、
股関節を軽く動かして、
足首の動きを見る。

すると、

「あ、ここ動いてないですね」
「左右、全然違いますね」

というポイントが必ず見つかります。

患者さんは決まってこう言います。

「え、腰じゃないんですね…」

はい、腰“だけ”じゃないことがほとんどです。


足元が崩れると、腰が全部引き受けます

足裏のアーチが潰れている。
外側重心で立っている。
片足に体重を乗せるクセがある。

江坂周辺はデスクワークの方が多いので、
このタイプ、本当に多いです。

足や股関節が本来の仕事をしないと、
その分、腰が調整役に回ります。

最初は違和感。
次は張り。
そのうち、ある日限界が来る。

私は、ぎっくり腰を
「腰が壊れた瞬間」だとは思っていません。

「今まで無理させすぎた結果が、表に出ただけ」
そんな感覚です。


ぎっくり腰直後に頑張る人ほど、悪化しやすい

これは本当に伝えたいところです。

ぎっくり腰になった直後、

「動いたほうがいいですよね?」
「仕事あるんで、我慢します」

そう言われることがあります。

でも正直、
その頑張り、今はいらないです。

炎症が強い時期に無理をすると、
回復までが長引く。

横向きで休む。
膝を軽く曲げる。
冷やすなら短時間。

この時期は、治すというより
悪化させないことが一番大事です。


まほろば鍼灸整骨院で意識していること

うちの院で大切にしているのは、
「納得してもらうこと」。

なぜ起きたのか。
なぜ今、ここが痛いのか。

それを説明すると、

「言われてみれば、全部つながってますね」
と、腑に落ちる方が多いです。

施術も、刺激は控えめ。
急性期は特に、身体が嫌がることはしません。

「これなら安心して受けられます」
そう言われると、こちらも嬉しいですね。


ぎっくり腰を“ただのトラブル”で終わらせない

痛みが引くと、
人はどうしても忘れます。

でも、身体は忘れません。

同じ座り方。
同じ立ち方。
同じクセ。

それを続ければ、
また同じところが悲鳴を上げます。

だから、痛みが落ち着いてからが本番。

少しずつ、
身体の使い方を変えていく。

完璧じゃなくていい。
続く形で。


江坂で、ぎっくり腰と向き合うなら

ぎっくり腰は怖いです。
でも、ちゃんと向き合えば、
身体を立て直すきっかけにもなります。

吹田市・江坂で、
「もう繰り返したくない」
そう思っているなら。

まほろば鍼灸整骨院は、
腰だけを見ない整骨院です。

無理に我慢しなくていい。
でも、放置もしない。

そのバランスが、一番現実的だと思っています。

腰、まだ間に合いますよ。

ぎっくり腰は急に起きたようで、急ではない

一般的に、ぎっくり腰は「急性腰痛症」と呼ばれます。
確かに、痛みの出方は突然です。

ただ、現場で多くの方を診ていて感じるのは、
原因そのものが急に生まれたケースは、ほとんどないということ。

多くの場合、

長期間の筋肉の緊張
関節の動きの悪さ
左右差の蓄積
身体の使い方の偏り
呼吸の浅さによる体幹の不安定さ

こうした要素が、時間をかけて積み重なっています。

コップに少しずつ水を注いで、
最後に溢れた瞬間だけを見て
「急に起きた」と感じている。

実際は、その前から水位はかなり高かった、
それが本当のところです。

重い物を持っていなくても起こる理由

ぎっくり腰の方がよく言われるのが、

重い物は持っていない
ただ立っただけ
いつも通り動いただけ

という言葉です。

でも、身体にとっての負担は、
重さだけでは決まりません。

例えば、

座りっぱなしが続いた翌日
股関節が固まった状態で前屈した
足首が動かず、腰だけで体を起こした

こうした条件が重なると、
軽い動作でも腰に集中して負担がかかります。

本人が思っている以上に、
身体はその日のコンディションに左右されます。

レントゲンで異常なしと言われた腰

病院で検査を受け、
骨には異常がないと言われて来院される方も多いです。

これは決して悪いことではありません。
大きな病気が否定できたという意味では、
安心材料でもあります。

ただ、レントゲンで分かるのは、
あくまで骨の状態です。

筋肉
筋膜
靱帯
関節の動き
神経の緊張や滑り

こうした部分は、画像にはほとんど写りません。

ぎっくり腰の多くは、
何かが壊れた状態ではなく、
うまく使えていない状態です。

だからこそ、
動きやバランスを見ずに、
腰だけを触って終わる施術では足りないと考えています。

なぜ腰以外を確認するのか

腰が痛いのに、
足首や股関節を見られると驚かれることがあります。

でも、身体は下から上へとつながっています。

足首が固い
膝が無理をする
股関節が逃げる
骨盤が傾く
結果として腰が調整役になる

この流れは、とてもよく見られます。

特に多いのが、

足首の動きが少ない
股関節が内側に動かない
片足に体重をかける立ち方
腰だけ先に動くクセ

これらは、本人が無意識のことがほとんどです。

だから、説明だけでなく、
実際に動いてもらいながら確認します。

すると多くの方が、
腰以外の問題に初めて気づかれます。

急性期に強い刺激を入れない理由

ぎっくり腰の直後は、
身体が守ろうとしている状態です。

筋肉は強く緊張し、
神経は敏感になり、
少しの刺激にも反応しやすくなっています。

この時期に、

強く揉む
無理に伸ばす
勢いのある矯正

こうした刺激を入れると、
一時的に楽になっても、
あとから痛みが強く出ることがあります。

急性期に大切なのは、
回復を急がせることではなく、
悪化させないこと。

身体が落ち着くための環境を整えることです。

再発する人に共通する特徴

ぎっくり腰は、
一度なると繰り返しやすいと言われます。

実際、再発する方には共通点があります。

痛みが引いたら何もしない
生活動作を変えない
同じ座り方や立ち方を続ける

逆に、再発しにくい方は、

なぜ起きたかを理解している
自分のクセを把握している
少しずつ身体の使い方を変えている

完璧である必要はありません。
意識が少し変わるだけでも、
身体の負担は大きく変わります。

ぎっくり腰は身体からの合図

ぎっくり腰は、
突然起きた不幸な出来事ではありません。

これ以上は無理ですよ、
という身体からのサインです。

ここで向き合えば、
身体を立て直すきっかけになります。

無視すれば、
慢性的な腰痛へ進むこともあります。

腰は、
まだ取り戻せる段階で訴えてくれています。

その声を聞くかどうかで、
これからの身体は大きく変わります。

「何もしてないのに動けない」そのぎっくり腰、実は前から始まっていました

2026年01月22日

「……ちょっと待ってください、無理です。今、立てないです」

受付のイスから動けなくなって、そう言われた瞬間、
「ああ、来たな」と思うことがあります。

吹田市・江坂でまほろば鍼灸整骨院をやっていると、
ぎっくり腰の方が来院される場面は、正直めずらしくありません。

そして、だいたい決まってこんな言葉が続きます。

「本当に何もしてないんです」
「朝、洗面所で顔洗おうとしただけで…」
「くしゃみした瞬間、ビリッてきました」

このやり取り、何回聞いたか分かりません。

初めてぎっくり腰を経験した方ほど、顔がこわばっていて、
施術台に座るまでの数歩が、ものすごく慎重なんですよね。

「これ、ちゃんと戻るんですか…?」
と、声を落として聞かれることもあります。

ここで、施術者としてはっきり伝えるようにしています。

ぎっくり腰って、急に起きたように感じるだけなんですよと。


何気ない動きで壊れるほど、腰はヤワじゃない

洗面所で前かがみになった。
イスから立ち上がった。
靴下を履こうとして、ちょっと腰をひねった。

どれも「そんなことで?」と思いますよね。
でも、現場で身体を見ていると、
問題はその動きじゃないことがほとんどです。

その前から、もう積み重なっている。

江坂周辺は、

・在宅ワークが増えた
・1日中パソコン作業
・運動の時間がほぼゼロ

こういう生活の方が本当に多いです。

立ち姿勢を見せてもらうと、

「これ、家でもこんな感じで座ってません?」
と思わず聞きたくなるケースもあります。

骨盤が後ろに倒れて、
背中が丸まって、
腰の筋肉だけがずっと踏ん張っている。

本人は普通の姿勢のつもりでも、
腰だけが“常に残業している状態”なんですよね。

そこに、前かがみやくしゃみ。
最後の一押しが入っただけ。

私は、そういうぎっくり腰をたくさん見てきました。


腰が痛い=腰が悪い、とは限らない

これは完全に、現場での感覚です。

正直に言うと、
「腰そのものが原因だったぎっくり腰」は、意外と少ないです。

検査のとき、よくこんな流れになります。

「腰、確かに痛いですね」
「じゃあ次、股関節ちょっと動かしますね」
「……あ、こっち硬いですね」
「足首も、左右で動き全然違います」

すると患者さんは決まって、
ちょっと困った顔をされます。

「え、腰じゃないんですか?」

はい、違うことが多いです。

身体って、下から積み木みたいに積み上がっています。

足 → 足首 → 膝 → 股関節 → 骨盤 → 腰

このどこかが崩れると、
一番最後に耐えきれなくなるのが腰。

特に多いのが、

・足裏のアーチが潰れている
・外側重心で立っている
・片足に体重を乗せるクセ
・靴底の減り方が左右で違う

こういう方です。

足元が不安定だと、
身体は無意識に腰でバランスを取ろうとします。

それが何ヶ月、何年と続いた結果、
ある日、腰が「もう無理」と言ってくる。

ぎっくり腰は“原因”じゃなくて、
結果として表に出てきただけ。
私はそう考えています。


ぎっくり腰になった直後、やらないでほしいこと

これは少し強めに言います。

ぎっくり腰になった直後に、

・無理に動かす
・自己流で強く揉む
・とりあえず温める

この3つ、かなり悪化しやすいです。

「仕事休めなくて無理しました」
「湿布貼って揉んだら余計に…」

そう言って来院される方、何人もいました。

最初の1〜2日は炎症が強い時期。
横向きで膝を軽く曲げて、クッションを挟む。
冷やすなら20分くらい。

この時期は、攻めない
これ、本当に大事です。


まほろば鍼灸整骨院で、まず見るところ

うちでは、
「とりあえず腰を揉む」
みたいなことはしません。

まず確認するのは、

・立ち姿勢
・重心の位置
・歩き方
・足裏の接地
・股関節と骨盤の動き

ぎっくり腰の方でも、
無理のない範囲でチェックします。

「ここ、前から違和感ありませんでした?」
と聞くと、

「あ、あります」
「そういえば昔から…」

と返ってくること、結構多いんですよ。

施術も、ボキボキはしません。
急性期は刺激をかなり抑えます。

「思ってたより怖くないですね」
そう言って表情が緩む瞬間、
こちらも少しホッとします。


再発しないために必要なのは、根性じゃない

ぎっくり腰、一度なると怖いですよね。

「また来たらどうしよう」
「次はもっとひどくなるかも」

だからこそ、
痛みが引いたあとに何もせず終わるのは、もったいない。

座り方。
立ち上がり方。
足の使い方。
靴の選び方。

全部、難しい話はしません。
その人の生活に合うものだけ。

「これなら続けられそう」
そのラインを一緒に探すのも、施術だと思っています。


ぎっくり腰は、身体を立て直す合図かもしれません

正直、ぎっくり腰はつらいです。
動けない不安もあるし、仕事の心配もある。

でも見方を変えると、
「このままじゃダメだよ」という、
身体からの分かりやすいサインでもあります。

腰だけじゃなく、
身体全体を見直すきっかけ。

吹田市・江坂で、
ぎっくり腰や腰痛を繰り返しているなら。

一度、立ち止まって身体を見てみてもいいかもしれません。

まほろば鍼灸整骨院は、
静かですが、本気で向き合う院です。

「ちょっと話だけでも聞いてみようかな」
そのくらいの気持ちで大丈夫ですよ。

腰は、まだ立て直せます。

ぎっくり腰は腰の問題として始まらない

ぎっくり腰という名前から、
多くの方が「腰が突然壊れた」と感じます。

しかし、実際に身体を診ていると、
腰そのものが最初の原因になっているケースは多くありません。

腰は、いわば調整役です。
上半身と下半身の間で、
日々のズレや負担を引き受け続けている場所。

多少姿勢が崩れても、
多少動きに偏りがあっても、
文句を言わずに働き続けます。

だからこそ、
最後に表に出てくる。

ぎっくり腰は、
腰が限界を迎えた結果であって、
腰がサボっていたわけではありません。

日常の中に隠れている蓄積

問診をしていると、
皆さん最初はこう言われます。

特に何もしていない
いつも通りだった
思い当たることがない

でも、話を少しずつ深めていくと、
必ず何かが出てきます。

最近、座っている時間が長かった
運動らしい運動をしていなかった
靴の外側ばかりが減っている
片側で荷物を持つクセがある
呼吸が浅い自覚がある

これらは、単体では大きな問題に見えません。
ですが、同時に重なっていくと、
身体にとっては確実な負担になります。

特に現代は、
動かないことで起きるトラブルが非常に多い。

動きすぎよりも、
動かなさすぎ。

ぎっくり腰の背景には、
その生活環境が色濃く反映されています。

腰は一人で頑張らされやすい

本来、身体は分担して動きます。

歩くときは足首が衝撃を受け止め、
股関節が大きく動き、
体幹が安定させる。

ところが、
足首が固い
股関節が動かない
体幹がうまく使えない

こうした状態になると、
腰がその分まで働かされます。

腰は可動域が広く、
ある程度ごまかしがきく場所です。

そのため、
負担が集中しても、
すぐには痛みとして出ません。

違和感
張り
重さ

こうしたサインを無視した結果、
限界を超えたところで
ぎっくり腰として表に出てきます。

急性期に大切な考え方

ぎっくり腰直後の身体は、
非常に繊細な状態です。

筋肉は緊張し、
関節は動きを制限し、
神経は過敏になります。

この状態は、
身体が自分を守ろうとしている証拠。

ここで無理に動かしたり、
強い刺激を入れたりすると、
防御反応がさらに強くなります。

結果として、
痛みが長引いたり、
回復に時間がかかったりします。

急性期に必要なのは、
根性でも我慢でもありません。

安全だと身体に感じさせること。
それが、回復への近道です。

なぜ説明を重視するのか

施術をしていると、
身体が変わる瞬間があります。

それは、
筋肉が緩んだときだけではありません。

理由が分かったとき。
自分の状態に納得できたとき。

この瞬間に、
身体の反応が変わる方がとても多い。

不安は、緊張を生みます。
納得は、安心を生みます。

だから、
なぜ今ここが痛いのか
なぜ腰に負担が集中したのか

これを共有することを大切にしています。

ただ治すのではなく、
理解してもらう。

その方が、
結果的に再発は減ります。

再発を防ぐのは特別なことではない

ぎっくり腰を繰り返さないために、
特別なトレーニングが必要だと
思われがちです。

実際は、そうではありません。

立ち上がるときに、
腰から動かないこと。

片側ばかりに体重をかけないこと。

長く座ったら、
一度立って身体をリセットすること。

こうした小さな意識の積み重ねが、
身体を大きく変えていきます。

完璧を目指す必要はありません。
続けられる形で、
少しずつ変えていく。

それが、現実的で、
一番効果的です。

ぎっくり腰は終わりではなく始まり

ぎっくり腰になると、
どうしても怖さが先に立ちます。

またなったらどうしよう
動くのが不安
癖になったら嫌だ

その気持ちは、とても自然です。

ただ、見方を変えると、
身体が強くブレーキをかけてくれた
タイミングでもあります。

これ以上無理をしたら、
もっと大きな問題になる前に。

そう考えると、
ぎっくり腰は
身体を見直すための合図とも言えます。

向き合うか、
なかったことにするか。

その選択で、
数年後の身体は大きく変わります。

腰は、
まだ取り戻せる段階で
サインを出してくれています。

吹田市・江坂で「動けないほどの腰の痛み」に襲われたあなたへ

2026年01月20日

「……あ、無理。立てない」

江坂のまほろば鍼灸整骨院で仕事をしていると、
ぎっくり腰の方が来院されたとき、だいたい最初に聞く言葉があります。

「本当に何もしてないんです」
「朝、顔を洗おうとしただけで…」
「くしゃみした瞬間に、電気が走りました」

このやり取り、正直かなりの頻度です。
初めてぎっくり腰を経験した方ほど、表情が強張っていて、
「これ、もう治らないんじゃないですか?」と不安そうに聞かれることもあります。

でも、ここははっきり言っておきたいんですよね。
**ぎっくり腰は“突然起きたように見えるだけ”**なんです。


「何気ない動作」が引き金になる理由、現場で見えていること

朝の洗面所。
イスから立ち上がる瞬間。
靴下に足を通そうと腰をひねったとき。

確かに、どれも大きな動きじゃありません。
でも、問題はその“前段階”。

吹田市・江坂エリアは、

  • 在宅ワークが増えた

  • 一日中パソコン作業

  • 運動する時間がほとんどない

こういった生活スタイルの方が本当に多いです。

実際、来院される方に姿勢を見せてもらうと、

「これ、家でもこんな感じで座ってます?」
と聞きたくなるケースが少なくありません。

骨盤が後ろに倒れ、背中が丸まり、
腰まわりの筋肉がずっと緊張したまま。

本人は気づいていなくても、
腰はずっと“限界ギリギリ”で踏ん張っている状態だったりします。

そこに、前かがみ・ひねり・くしゃみ。
最後の一押しが入っただけ、というわけです。


ぎっくり腰=腰が悪い、とは限らないんですよ

これは施術者としての個人的な意見ですが、
「腰だけが原因のぎっくり腰」は意外と少ないと感じています。

検査のとき、こんな会話になることがあります。

「腰、触ると確かに痛いですね」
「でも、股関節ちょっと動かしてみましょうか」
「……あ、こっち固いですね」
「足首も、左右で全然違います」

患者さんはだいたい不思議そうな顔をされます。

「え、腰が痛いのに、足なんですか?」

はい、なんです。


足元から崩れて、最後に腰が耐えきれなくなる

人の体って、下から積み木みたいに積み上がっています。



足首



股関節

骨盤

このどこかでバランスが崩れると、
一番負担をかぶりやすいのが“腰”。

特に多いのが、

  • 足裏のアーチが潰れている

  • 外側重心で立っている

  • 片足に体重を乗せるクセ

  • 靴底の減り方が左右で違う

こういう方。

足元が不安定だと、体は無意識に腰でバランスを取ろうとします。
その状態が何ヶ月、何年と続けば……想像つきますよね。

ぎっくり腰は「原因」じゃなく、結果として出てきただけ
私はそう考えています。


発症直後に「やってほしくないこと」があります

正直に言います。
ぎっくり腰になった直後に、

  • 無理に動く

  • 自己流で強く揉む

  • とにかく温める

これは、悪化コースに入りやすいです。

実際、「我慢して仕事行ったら翌日もっと動けなくなった」という方、
何人も見てきました。

最初の1〜2日は炎症が強い時期。
横向きで膝を軽く曲げて、クッションを挟んで休む。
冷やすなら20分くらいを目安に。

この時期は、“攻めない”のが大事です。


まほろば鍼灸整骨院で大切にしていること

うちの院では、
「とりあえず腰を揉む」みたいなことはしません。

まず見るのは、

  • 立った姿勢

  • 重心の位置

  • 歩き方

  • 足裏の接地

  • 股関節と骨盤の動き

ぎっくり腰の方でも、可能な範囲でチェックします。

「ここが原因っぽいですね」
そう説明すると、
「あ、そこ、昔から違和感ありました」
と返ってくることも多いんですよ。

施術も、ボキボキしません。
急性期の方には特に、刺激は控えめに。

「これなら受けられます」
そう言ってホッとされる表情を見ると、
こちらも少し安心します。


再発しない体をつくる、という考え方

ぎっくり腰って、一度なると怖いですよね。

「また来たらどうしよう」
「次はもっとひどくなるんじゃ…」

だからこそ、
痛みが引いたあと、何もしないまま終わらせないことが大切だと思っています。

  • 座り方

  • 立ち上がり方

  • 足の使い方

  • 靴の選び方

全部、難しいことは言いません。
その人の生活に合わせて、できることだけ。

「これなら続けられそう」
そう思ってもらえるラインを探すのも、施術の一部です。


江坂で、ぎっくり腰に本気で向き合いたいなら

もし今、

  • 早くこの痛みから抜けたい

  • もう繰り返したくない

  • ちゃんと原因を知りたい

そう思っているなら、
一人で抱え込まず、相談してください。

ぎっくり腰は、きちんと向き合えば、
体を見直す“きっかけ”にもなります。

吹田市・江坂で整骨院を探しているなら、
まほろば鍼灸整骨院は、静かに、でも本気で向き合う院です。

「ちょっと話だけでも聞いてみようかな」
そのくらいの気持ちで、十分ですよ。

あなたの腰、
まだ立て直せます。

ここからは、少し踏み込んだ話になります。
教科書的な説明というより、吹田市・江坂で整骨院を続けてきて、実際に身体を触り、話を聞き、悩んできた中で感じていることです。

なので、「医学的には〜」という話と、
「正直、現場ではこう感じている」という話が、少し混ざるかもしれません。

でも、そのほうが伝わると思うんですよね。


■ 腰痛とぎっくり腰は、ある日突然“別物”になるわけじゃない

「普段の腰痛と、ぎっくり腰って全然違いますよね?」

こう聞かれることがあります。
気持ちはよく分かります。
だって、あの痛みは別次元ですから。

ただ、施術する側の感覚としては、
急に別の病気が起きた、という印象はあまりありません。

慢性的な腰の重だるさ。
疲れが溜まると張ってくる感じ。
朝、動き出しが少しつらい。

こうした状態を「まあ大丈夫か」とやり過ごし続けた結果、
ある日、身体がブレーキをかけてくる。
それが、ぎっくり腰なんじゃないかと思っています。

実際、問診で話を聞いていくと、

「そういえば前から違和感はありました」
「痛いほどじゃないけど、気にはなってて…」

と、あとから出てくることがほとんどです。


■ ぎっくり腰の痛みは、見えないところで起きている

ぎっくり腰は、正式には急性腰痛症と呼ばれます。
レントゲンやMRIを撮っても、「特に異常なし」と言われるケースも多いです。

でも、痛みは本物。
動けないほどつらい。

これは、

  • 筋肉や筋膜の細かい損傷

  • 関節まわりへの急なストレス

  • 神経が過敏になった状態

こういったものが重なって起きていると考えられています。

ただ、個人的には
「なぜそこが限界を迎えたのか」
ここを見ないと意味がないと思っています。


■ 腰をかばっている人ほど、腰が原因じゃない

検査のとき、腰だけを触って終わり、ということはまずありません。

立ってもらって、
一歩歩いてもらって、
足踏みしてもらって、
股関節を軽く動かしてみる。

すると、

「あ、ここ全然動いてないな」
「左右で、足の付き方が違うな」

というポイントが必ず出てきます。

患者さんにそれを伝えると、

「え、腰じゃなくて、そこなんですか?」

と驚かれることも多いですが、
腰は“被害者”になっているだけ、というケースは本当に多いです。

本来、腰は衝撃を吸収する場所ではありません。
でも、股関節や足首が動かないと、
その役割を全部押し付けられてしまう。

それが続けば、壊れます。
正直、それだけの話なんですよね。


■ 体幹トレーニングが逆効果になることもある

最近は「体幹」「インナーマッスル」という言葉がよく知られています。

その影響か、ぎっくり腰の方から、

「腹筋が弱いからですか?」
「鍛えたほうがいいですよね?」

と聞かれることがあります。

気持ちは前向きで、すごく良いと思います。
でも、タイミングを間違えると逆効果です。

炎症が残っている状態で無理に力を入れると、
身体は「守らなきゃ」とさらに緊張します。

まず必要なのは、

  • 関節がちゃんと動くこと

  • 無駄な力が抜けること

  • 足元が安定すること

この土台がないまま鍛えても、
腰は楽になりません。

順番、大事です。


■ ぎっくり腰を繰り返す人の共通点

これは、かなりはっきりしています。

  • 痛みが引いたら通院をやめる

  • 生活は何も変えない

  • 姿勢や足の使い方を見直さない

「忙しくて…」
「もう大丈夫だと思って…」

理由も分かります。
でも、身体は覚えています。

同じ姿勢、同じ動き、同じ負担。
それを続ければ、また同じ場所が悲鳴を上げます。

だから当院では、
施術以上に説明の時間を大切にしています。

「なぜ起きたのか」
「どうすれば繰り返しにくいのか」

ここを理解してもらえないと、
本当の意味で改善したとは言えないと考えています。


■ 腰痛やぎっくり腰は、年齢より“使い方”

「もう年だから仕方ないですよね」
この言葉も、よく聞きます。

でも、60代でも元気に動けている方はたくさんいます。
逆に、30代で何度もぎっくり腰を繰り返す方もいます。

差を生むのは、年齢よりも、

  • どこで体を支っているか

  • どこに頼りすぎているか

この違いだと、現場では感じています。


■ ぎっくり腰は、身体を立て直す合図かもしれない

ぎっくり腰は、本当につらいです。
動けない不安、仕事の心配、先の見えなさ。

でも見方を変えると、
「このままじゃダメだよ」という
身体からの分かりやすいメッセージでもあります。

原因を知り、
身体を整え、
使い方を変える。

ここまでできれば、
ぎっくり腰はただのトラブルでは終わりません。

吹田市・江坂で、
腰痛やぎっくり腰を繰り返しているなら。

一度、腰だけじゃなく、
身体全体を見直すタイミングかもしれません。

まほろば鍼灸整骨院は、
そのきっかけになる場所でありたいと思っています。

無理をしすぎず、放置もしない。
腰と長く付き合うなら、それが一番現実的だと思います。

最近、首がつらい…それ、ストレートネックかもしれません

2026年01月16日

「朝起きた時から首が重いんです」
「肩こりがひどくて、最近は頭痛まで出てきました」

吹田市・江坂にあるまほろば鍼灸整骨院では、こうしたご相談を本当によく受けます。話を聞きながら姿勢を見ていると、ほとんどの方に共通しているのが“首の位置”。気づかないうちに、頭がグッと前に出ているんですね。

スマホやパソコンが当たり前になった今、首や肩に不調を抱える人は年齢を問いません。実際、学生さんや20代の方でも「首がしんどい」「肩が常に張っている」というケースが増えています。その背景にあるのが、いわゆる**ストレートネック(スマホ首)**です。

ストレートネックは、ある日突然なるものではありません。毎日の姿勢、生活習慣の積み重ねで、少しずつ首に負担がかかり続けた結果として起こる状態です。

ストレートネックって、そもそも何が起きている?

本来、首の骨(頸椎)はゆるやかなカーブを描いています。このカーブがあるおかげで、5〜6kgもある頭の重さをうまく分散できています。

ところが、スマホを見る姿勢やデスクワークでの前かがみ姿勢が続くと、頭が身体より前に出た状態がクセになります。この状態が続くことで、首のカーブが失われ、真っ直ぐに近づいてしまう。これがストレートネックです。

実際に検査で横から姿勢を見せると、「え、こんなに前に出てるんですか?」と驚かれる方も少なくありません。自分では真っ直ぐ立っているつもりでも、首だけ前に出てしまっていることが多いんです。

ただの肩こりだと思っていたら…よくある症状

ストレートネックの厄介なところは、症状が首だけにとどまらない点です。

  • 首や肩が常に重い

  • 後頭部やこめかみがズーンと痛くなる

  • 目が疲れやすく、集中力が続かない

  • 手や腕がだるい、しびれる

  • 寝ても疲れが取れない

こうした症状が重なって出てきます。実際、「頭痛薬が手放せなくなってから来ました」という方も珍しくありません。

さらに最近は、小学生や中学生でもストレートネック傾向が見られます。ゲームやタブレット学習の影響もあり、「姿勢が崩れたまま長時間」が当たり前になっているのが現状です。

見た目にも影響が出てきます

ストレートネックが進むと、見た目の変化も出てきます。
首が前に出ることで、肩が内側に入り、いわゆる巻き肩・猫背姿勢が定着しやすくなります。

「写真を撮ると、首が短く見える」
「顔が前に出て見える気がする」

こんな違和感を覚えている方は、首の位置が関係しているかもしれません。姿勢が崩れると、首だけでなく背中や腰にも負担が広がり、結果的に全身の不調につながっていきます。

ストレートネックの進み方にも段階があります

軽い段階では、「なんとなく首が重い」「肩がこる」程度で済みます。ここでケアできれば理想的です。

ところが中等度になると、慢性的な肩こりや頭痛が当たり前になり、姿勢の崩れも周囲から分かるレベルになります。

さらに重度になると、神経が圧迫され、しびれやめまい、吐き気といった症状が出ることもあります。頸椎ヘルニアや変形性頸椎症に進行するケースもあり、「たかが首」と甘く見ない方がいいと感じています。

原因はスマホだけじゃありません

よく「スマホの見すぎですか?」と聞かれますが、実際はそれだけではありません。

  • デスクワークで長時間同じ姿勢

  • 猫背や反り腰など全身の姿勢バランス

  • 運動不足による背中・体幹の筋力低下

  • 合っていない枕を使い続けている

  • 家事や育児での前かがみ動作

これらが複合的に重なって、首に負担が集中します。特に枕は盲点で、「首がつらいのに高い枕を使っている」方はかなり多い印象です。

ストレートネックは首だけ整えても戻りやすい

まほろば鍼灸整骨院では、首だけを見て終わり、ということはしません。なぜなら、首は身体の“結果”として負担が集まりやすい場所だからです。

実際の施術では、

「足元が不安定ですね」
「骨盤が前に傾いていますね」

といった説明をすることもよくあります。足元や骨盤が不安定だと、上にある首がバランスを取ろうとして無理をします。つまり、首は頑張らされている側なんです。

まほろば鍼灸整骨院のストレートネック施術

当院では、足元から全身を見ていく整体をベースにしています。

  • 立ち姿勢・歩き方のチェック

  • 骨盤・背骨・首の連動性の確認

  • 筋肉や関節、神経の緊張バランス調整

  • 必要に応じた鍼灸施術で血流と自律神経を整える

施術後に「首だけ触ってないのに楽です」と言われることも多く、これは全身のバランスが変わったサインだと考えています。

家でできることも、ちゃんと伝えます

施術だけでなく、日常でできることも大切です。

  • あごを軽く引く意識

  • 胸を開くストレッチ

  • 肩甲骨を動かす簡単な運動

  • 首のカーブを保てる枕選び

どれも難しいことではありません。ただ、「続けられる形」でお伝えすることを意識しています。

首の不調は、身体からのサインです

ストレートネックは、現代人にとって珍しいものではありません。でも、「仕方ない」と放置していいものでもありません。

首の違和感は、生活の質が下がり始めているサインです。早めに整えてあげることで、肩こりや頭痛だけでなく、疲れにくさや集中力の改善につながることも多いと感じています。

吹田市・江坂で首や肩の不調に悩んでいる方は、一度ご自身の姿勢を見直してみてください。そして必要であれば、専門家の手を借りるのも一つの選択です。

まほろば鍼灸整骨院では、首だけにとらわれず、身体全体からストレートネックと向き合っています。

「首が原因」と言われ続けて改善しなかった方へ

ストレートネックで来院される方の中には、これまでに他院や整形外科で「首が悪いですね」「首の骨が真っ直ぐです」と言われ、首周りのマッサージや電気治療を受けてきたという方も多くいらっしゃいます。

その場では少し楽になるものの、数日経つと元に戻る。
それを何年も繰り返しているうちに、「もう治らないものなんだ」と諦めてしまう方も少なくありません。

ですが、実際に身体全体を見ていくと、首そのものよりも首が無理をせざるを得ない状態が続いているケースがほとんどです。

たとえば、足の踏ん張りが弱く、立っているだけで身体が前後左右に揺れている方。骨盤が安定せず、背骨のカーブが崩れている方。こうした状態では、頭の位置を保つために首や肩が常に緊張し続けます。

首はとても繊細な場所です。
それなのに、全身のバランスが崩れたままでは、どれだけ首を緩めてもすぐに元の負担状態に戻ってしまいます。

「良い姿勢を意識してください」が続かない理由

ストレートネックの説明でよく聞くのが、「姿勢を良くしてください」という言葉です。
もちろん間違いではありませんが、実際にはこのアドバイスがうまくいかない方がほとんどです。

なぜなら、身体が整っていない状態で姿勢だけを意識すると、余計に力が入ってしまうからです。

背筋を伸ばそうとして胸を張りすぎる
あごを引こうとして首に力が入る
結果として、首や肩がさらにしんどくなる

こうした悪循環に陥っている方を、私たちは何度も見てきました。

大切なのは、「正しい姿勢を作る」ことではなく、「自然と正しい位置に戻れる身体」を作ることです。そのためには、首だけでなく、足元・骨盤・背中といった土台部分から整える必要があります。

呼吸の浅さとストレートネックの意外な関係

あまり知られていませんが、ストレートネックの方は呼吸が浅くなっていることが非常に多いです。

首や肩が緊張していると、胸郭(肋骨まわり)がうまく広がらず、呼吸が浅く速くなります。すると自律神経が乱れやすくなり、

  • 寝つきが悪い

  • 朝スッキリ起きられない

  • 常に疲労感がある

といった不調にもつながっていきます。

施術後に「息がしやすいです」「胸が広がる感じがします」と言われることがありますが、これは首だけでなく全身の緊張が抜け、呼吸が深く入るようになったサインです。

首の不調は、単なる筋肉や骨の問題だけでなく、神経や呼吸とも密接に関係しているのです。

ストレートネックと年齢の関係について

「もう年だから仕方ないですよね?」
この質問もよく受けます。

確かに年齢とともに筋力や柔軟性は変化しますが、ストレートネックは年齢だけが原因ではありません。実際、若い方でも強い症状を抱えているケースは多く、逆に年齢を重ねていても姿勢が安定している方もいらっしゃいます。

重要なのは、「今の身体の使い方」です。

長時間同じ姿勢を続ける
身体を動かす習慣が少ない
疲れてもそのまま放置している

こうした積み重ねが、年齢に関係なく首への負担を増やしていきます。逆に言えば、今からでも身体の使い方を見直せば、首の状態が変わる余地は十分にあります。

改善の目安と通院ペースについて

ストレートネックの改善は、一度で劇的に変わるものではありません。
ただし、初期段階の方であれば、数回の施術で「首の重さが違う」「頭痛が減った」と変化を感じることは珍しくありません。

慢性的に長年続いている場合は、
・まず負担を減らす
・身体が正しい位置を思い出す
・それを定着させる

という段階を踏んでいく必要があります。

当院では、その方の生活状況や身体の状態に合わせて、無理のないペースをご提案しています。「とにかく通ってください」という考え方ではなく、日常生活と施術の両輪で改善を目指すことを大切にしています。

首の違和感を我慢し続けないでください

首は、視線・バランス・神経・呼吸など、多くの役割を担っています。
だからこそ、小さな違和感でも放置せず、早めに向き合うことが重要です。

「まだ我慢できるから」
「忙しいから後回しで」

そうしているうちに、首は限界まで頑張り続けてしまいます。

ストレートネックは、身体からの「そろそろ整えてほしい」というサインです。
その声に気づき、全身から整えていくことで、首だけでなく生活そのものが楽になる方も多くいらっしゃいます。

吹田市・江坂で首や肩の不調に悩んでいる方は、一人で抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。まほろば鍼灸整骨院では、あなたの身体の状態に合わせた、無理のない改善の道筋をご提案します。

外反母趾は、ある日突然つらくなるわけではありません

2026年01月8日

── 足元から崩れていく身体のサイン ──

「最近、靴を履くと親指の付け根が当たるんです」
「長く歩くと、足がすごく疲れてしまって…」

外反母趾のご相談は、こうした何気ない一言から始まることがほとんどです。
強い痛みがあるわけではない。
でも、以前とは違う違和感が確かにある。

吹田市・江坂のまほろば鍼灸整骨院でも、
外反母趾に関する相談は年々増えています。

多くの方が口にされるのは、
「まだ我慢できると思っていました」
「足だけの問題だと思っていました」
という言葉です。

しかし、施術の現場から見ていると、
外反母趾は足だけで完結する問題ではありません

それは、身体全体の使い方が少しずつ変わってきた結果として、
最初に表に出てくる“サイン”のひとつなのです。


親指が変わると、立ち方・歩き方が変わる

本来、足の親指はとても重要な役割を担っています。
立つときも、歩くときも、
最後に地面を捉え、身体を前に運ぶ要となる指です。

ところが、外反母趾が進行すると、
この親指が十分に使えなくなります。

痛みを避けるため、
無意識のうちに体重を外側へ逃がす。
指先を使わず、足裏全体でペタッと立つ。

一時的には楽でも、
この状態が続くと足のアーチは崩れ、
バランスを取るために膝や腰が余計な働きを強いられます。

「最近、膝が気になる」
「腰の違和感が取れない」

こうした悩みの背景に、
外反母趾が関わっているケースは決して少なくありません。


外反母趾は“静かに”進行します

外反母趾の特徴は、
急激に悪化することが少ない点にあります。

・最初は靴が少し当たる程度
・たまに赤くなる
・歩き疲れやすくなる

この段階では、
生活に大きな支障が出ないため、
つい後回しにされがちです。

しかし、足指や足裏の機能は、
使われないまま時間が経つほど戻りにくくなります。

初診時に足を確認すると、
「思っていたより曲がっていました」
と驚かれる方も多くいらっしゃいます。

違和感を感じた時点で、
身体はすでに変化を始めているのです。


足指は、意識しなければ使えなくなる

現代の生活環境は、
足にとってとても“優しすぎる”環境です。

クッション性の高い靴、
平らな床、
長時間の座り姿勢。

これらは快適ですが、
足指をしっかり使う機会を減らしてしまいます。

施術中に足指を動かしてもらうと、
「全然動きませんね」
「こんな感覚、久しぶりです」
といった反応がよくあります。

外反母趾は、
足指が使われなくなった結果として現れた状態とも言えます。


「足をかばう」ことで、全身が頑張り始める

外反母趾がある方ほど、
親指を守るような歩き方になります。

すると、
・ふくらはぎが張る
・膝の内側に負担がかかる
・腰が反りやすくなる

といった代償動作が生まれます。

痛みの場所は足でも、
原因は全身の連動にあります。

実際、
「外反母趾より、腰のほうがつらい」
という方も少なくありません。


外反母趾とバランス能力の低下

あまり意識されませんが、
外反母趾が進むとバランス能力も低下します。

親指で地面を捉えられないと、
身体の微調整が難しくなるからです。

・つまずきやすくなった
・段差が怖い
・片足立ちが不安定

こうした変化は、
年齢に関係なく起こります。

将来的な転倒リスクを考えても、
足元の安定はとても重要です。


インソールやサポーターについて

インソールやサポーターは、
正しく使えばサポートになります。

ただし、
それだけで足の使い方が変わるわけではありません。

足指が動き、
正しく体重が乗る状態を作らなければ、
根本的な改善にはつながりにくいのが現実です。

外反母趾のケアには、
「支える」だけでなく
「使える状態に戻す」視点が欠かせません。


まほろば鍼灸整骨院の外反母趾への考え方

当院では、
親指だけを整えることはしません。

足裏、足指、足首、膝、骨盤。
全体のつながりを確認しながら、
足元から身体を整えていきます。

施術後に立ってもらうと、
「地面に立っている感じが違う」
「力を入れなくても安定する」
といった声をいただくことがあります。

足元が安定すると、
姿勢や動きは自然と変わっていきます。


外反母趾は「我慢する症状」ではありません

「年齢のせいだから」
「もう治らないと思って」

そう感じている方も多いですが、
痛みを減らし、進行を抑え、
歩きやすい状態を作ることは十分可能です。

変形を完全に元に戻すことが目的ではなく、
今の身体を、より楽に使えるようにする。
それが現実的で大切な目標です。


外反母趾は、身体からのメッセージ

親指の付け根の違和感は、
身体の使い方を見直すきっかけになります。

無理を重ねてきたこと、
気づかないうちに偏っていた動き。

外反母趾は、
それを教えてくれるサインでもあります。


吹田市・江坂で外反母趾にお悩みの方へ

違和感を感じた今が、
身体を見直すタイミングです。

足元が変わると、
立ち方も、歩き方も、
日常の楽さも変わっていきます。

外反母趾でお悩みの方は、
一人で抱え込まず、
足元から整える選択肢を知ってください。

外反母趾というと、「足の親指が曲がる症状」「女性に多い足のトラブル」というイメージを持たれる方が多いかもしれません。実際、吹田市江坂にあるまほろば鍼灸整骨院に来られる患者さんからも、「見た目が気になるだけだと思っていました」「年齢のせいだと諦めていました」といった声をよく耳にします。

ただ、現場で日々患者さんの身体を見ている立場から言うと、外反母趾は決して“足だけの問題”ではありません。むしろ、身体全体のバランスが崩れた結果として、足の親指に症状が集まっているケースが非常に多い、というのが正直な印象です。

実際に、親指の付け根の痛みを訴えて来院された方を検査していくと、足だけでなく、骨盤の傾きや左右差、股関節の動きの悪さ、立ったときの重心のズレが同時に見つかることが珍しくありません。「足が痛いんです」と言われていても、立ってもらった瞬間に「あ、これは腰もつらいはずだな」と感じることも多々あります。

外反母趾は、足の親指が小指側へ曲がり、第一中足趾節関節が外側へ突出してくる状態を指します。この突出部分は靴に当たりやすく、歩くたびに摩擦が起きるため、炎症や腫れ、ズキズキとした痛みにつながります。初期のうちは「たまに当たって痛い」程度でも、進行すると靴を履くこと自体が苦痛になり、外出を控えるようになる方も少なくありません。

進行の度合いは大きく三段階に分けられます。軽度の段階では、親指がわずかに外側へ傾いている程度で、痛みも限定的です。この時期は、本人も「気のせいかな」「こんなものだろう」と見過ごしがちです。しかし、実はこの軽度の時期こそ、最も改善の余地が大きいタイミングだと私は考えています。

中等度になると、親指の付け根の突出がはっきりし、靴に当たるたびに痛みが出ます。長時間歩いたあとに足がだるくなったり、タコや魚の目ができ始めたりするのもこの頃です。ここまで来ると、足の横アーチが崩れ、歩行時の衝撃をうまく分散できなくなっているケースがほとんどです。

さらに重度になると、親指の変形が強くなり、常に痛みを感じる状態になります。歩行バランスが崩れ、膝や腰にまで痛みが広がる方もいます。こうなると、日常生活そのものが制限され、転倒リスクも高まります。

外反母趾が進行する原因としてよく挙げられるのが、靴の問題です。確かに、先の細い靴やヒールの高い靴は、親指の付け根に大きな負担をかけます。ただ、現場で多くの足を見ていると、「靴だけが原因ではないな」と感じることの方が多いのも事実です。

例えば、幅広で楽そうな靴を履いているのに、外反母趾が進んでいる方もいます。そうした場合に注目するのが、足のアーチと身体の使い方です。足には内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチという三つのアーチがあります。この中でも外反母趾と深く関係するのが横アーチです。横アーチが潰れると、足の前側が広がり、親指の付け根に体重が集中しやすくなります。

さらに、足指をほとんど使わずに歩いている方も非常に多いです。検査で「足の指を開いてください」とお願いすると、「動かし方がわからない」と戸惑われることも珍しくありません。足指が使えない状態では、親指を外側へ引っ張る力に対抗できず、変形が進みやすくなります。

また、歩き方や姿勢も大きく影響します。外反母趾の方は、無意識のうちに足の外側や内側へ体重を逃がしていることが多く、その結果、膝が内側に入ったり、骨盤が傾いたりします。すると腰や背中の筋肉が常に緊張し、肩こりや疲労感につながっていきます。「足が痛いだけだったのに、最近は腰までしんどい」という声を聞くのは、まさにこの連鎖が起きている証拠だと思います。

まほろば鍼灸整骨院では、外反母趾の施術において、まず立ち姿勢と歩行のチェックを行います。親指の角度だけを見るのではなく、重心がどこに乗っているか、左右差はどうか、骨盤や股関節がどのように動いているかを確認します。実際、「足より先に、骨盤を見ていく必要がありますね」とお伝えすることもよくあります。

施術では、足指や足裏を強く揉むようなことはしません。硬くなった筋膜や関節の動きを、身体が嫌がらない範囲で少しずつ整えていきます。特に足裏のアーチに関わる部分や、足首の動きは丁寧に確認します。足首が硬いと、歩行時の衝撃を逃がせず、親指に負担が集中しやすくなるからです。

施術後に立ってもらうと、「足裏で地面を踏めている感じがします」「親指が楽に床につきます」と言われることがあります。こうした感覚の変化は、外反母趾改善の大事なサインだと考えています。

加えて、日常生活でのアドバイスも欠かせません。靴の選び方、家の中での過ごし方、簡単な足指運動など、できることは意外と多いです。たとえば、タオルを足指でたぐり寄せる運動や、足指を一本ずつ動かす練習は、派手さはありませんが、続けている方ほど変化が出やすい印象があります。

外反母趾は、放置すれば自然に良くなる症状ではありません。ただし、正しい方向から身体を見直せば、痛みを減らし、進行を抑えることは十分に可能です。足元から身体全体を整えるという視点を持つことが、結果的に外反母趾だけでなく、腰や膝、姿勢の悩みを軽くしてくれることもあります。

「足だから後回しでいい」と思わず、今の身体のサインとして向き合ってみてください。それが、これから先の歩きやすさや生活の質を守る一歩になるかもしれません。

「親指の付け根が当たって痛いんです」

2026年01月6日

外反母趾の相談は、意外と“腰痛より先”に出てきます

「最近、靴を履くとここが当たって…」
そう言って、足の親指の付け根を指さす方がいます。

見せてもらうと、少し赤くなっていたり、軽く腫れていたり。
触ると「そこそこ!」と声が出ることもあります。

外反母趾という言葉は知っていても、
「まだそこまでじゃないと思ってました」
と話される方がほとんどです。

でも、正直に言うと――
痛みや違和感を感じている時点で、身体はもうサインを出しています。

吹田市・江坂のまほろば鍼灸整骨院でも、
外反母趾の相談は年々増えています。
特に多いのは、
・長年パンプスを履いてきた方
・立ち仕事が多い方
・運動習慣が少ない方

そして皆さん、共通してこう言います。
「足だけの問題だと思っていました」


外反母趾は「足だけのトラブル」ではありません

これは、施術者としてはっきり言いたいところです。

外反母趾は、足の変形で終わりません。

親指が外に曲がることで、
足の横アーチが潰れ、
体重の乗り方が変わります。

立ってもらって横から見ると、
・膝が内側に入りやすい
・骨盤が傾いている
・腰が反っている

こんな連鎖が見えてきます。

「最近、膝も痛くて…」
「腰もなんとなく重いです」

実はこれ、外反母趾と無関係ではありません。

足元が不安定になると、
身体はバランスを取ろうとして、
膝・腰・背中・首まで影響が出ます。

外反母趾は、
全身の歪みの“入り口”になることが多い症状なんですよね。


外反母趾は、静かに進行します

外反母趾の怖さは、
「いきなり強い痛みが出るわけではない」ことです。

初期の段階では、
・歩き始めに少し違和感
・長く歩くと疲れやすい
・靴が当たって気になる

この程度で済むことが多いです。

でも、この段階で何もしないと、
少しずつ、確実に進みます。

実際、初診時に角度をチェックすると、
「え、そんなに曲がってるんですか?」
と驚かれる方も珍しくありません。

外反母趾は自然に元に戻ることは、
ほとんどありません。
特に年齢を重ねるほど、
筋力や柔軟性が落ち、進行しやすくなります。


進行度によって、できることは変わります

外反母趾には段階があります。

軽度のうちに来られた方は、正直チャンスです

親指が少し外に向き始めた程度なら、
・足の使い方
・靴の見直し
・足指のトレーニング

これだけでも、かなり変わります。

「これなら家でもできそうですね」
そう言って帰られる方も多いです。

中等度になると、生活だけでは足りません

親指の付け根が靴に当たり、
赤くなったり、タコができたり。

この段階では、
足元からの整体で
アーチ・足指・足首の連動を整える必要があります。

「何年も我慢してました」
そう言われることもありますが、
この段階でも遅すぎるわけではありません。

重度まで進むと、正直しんどいです

常に痛みがあり、
靴選びがストレスになる。
歩くのも億劫になる。

こうなる前に、
一度、足元を見直してほしい。
これは、現場で何度も思ってきたことです。


外反母趾を引き起こす原因は、一つじゃありません

よく「靴のせいですよね?」と聞かれます。
もちろん、靴は大きな要因です。

でも、それだけではありません。

・足指を使わない歩き方
・横アーチの低下
・足裏の筋力不足
・姿勢のクセ
・体重のかけ方

これらが重なって、
外反母趾は作られます。

特に最近多いのが、
足指がほとんど使えていない方。

足指を動かしてもらうと、
「全然動かないですね…」
と苦笑いされることもあります。


外反母趾がある方の歩き方、特徴があります

施術前に歩いてもらうと、
多くの方が、

・足の外側だけで着地
・指先が地面についていない
・ペタペタ歩き

こうした歩き方になっています。

本来、歩行は
かかと → 足裏 → 親指
と体重が流れます。

でも外反母趾があると、
親指が使えない。
結果、外側重心になり、
膝や腰が頑張らされます。

「歩き方まで関係あるんですね」
この一言、何度も聞いてきました。


自宅でできるケアは「頑張らない」がコツ

外反母趾のセルフケアで大事なのは、
続けられることです。

タオルギャザーや足指運動も、
完璧にやろうとしなくて大丈夫です。

「テレビを見ながら」
「歯磨きのついでに」

これくらいで、ちょうどいい。

やりすぎて痛くなる方もいるので、
無理は禁物です。


まほろば鍼灸整骨院での外反母趾アプローチ

当院では、
「親指だけ」を触ることはありません。

・足裏
・足指
・足首
・膝
・骨盤

ここまで一緒に見ます。

「え、骨盤も関係あるんですか?」
はい、かなり関係あります。

足元が変わると、
立ち姿も、歩き方も変わります。

施術後に立ってもらうと、
「さっきより安定してます」
「地面を踏めてる感じがします」

この反応を見ると、
やっぱり足元って大事だな、と再確認します。


外反母趾は、我慢するものではありません

「年だから仕方ない」
「もう治らないと思ってた」

そう言われることもありますが、
正直、それはもったいないです。

変形を完全に元に戻すのは難しくても、
・痛みを減らす
・進行を止める
・歩きやすくする

これは、十分可能です。

外反母趾は、
身体からの“使い方を見直して”というサイン。

足元を整えることで、
膝も腰も、驚くほど楽になることがあります。


吹田市・江坂で外反母趾に悩んでいる方へ

「まだ大丈夫」と思っている今こそ、
一度、足を見直してみてください。

親指の付け根の違和感は、
決して小さな問題ではありません。

足元が変わると、
身体全体が変わります。

外反母趾でお悩みの方は、
無理を重ねる前に、
一度ご相談ください。

▶ 外反母趾の詳細
https://mahoroba0468.jp/menu/hallux-valgus/

▶ まほろば鍼灸整骨院
https://mahoroba0468.jp

外反母趾の方ほど「足を守ろうとして、余計に崩れる」

外反母趾で痛みが出始めると、多くの方が無意識にやっていることがあります。
それは、痛い親指を使わないようにすることです。

・親指を浮かせて歩く
・足の外側に体重を逃がす
・つま先を使わず、ベタ足になる

痛みを避けるための行動ですが、
これが続くと、足のバランスはさらに崩れます。

親指は本来、
「地面を蹴って前に進むための要」です。

その親指が使えなくなると、
身体は別の場所で代償します。

結果として、
・ふくらはぎが張りやすい
・膝の内側が痛くなる
・腰が反りやすくなる

こうした不調が、後から出てくることが多いのです。

「外反母趾はそこまで痛くないけど、膝が…」
そんな相談の裏に、
実は外反母趾が隠れているケースも少なくありません。


足指は「使わないと、使えなくなる」

施術中、足指を一本ずつ動かして確認することがあります。
すると、

「こんなに動かないんですね…」
「自分の足じゃないみたい」

そう言われることがあります。

これは特別なことではありません。
現代の生活では、
足指をしっかり使う場面が圧倒的に減っています。

・クッション性の高い靴
・平らな床
・長時間の座り姿勢

便利で快適な環境ほど、
足本来の機能は眠っていきます。

外反母趾は、
その“使われなくなった結果”として表に出てきた症状とも言えます。


外反母趾と「転びやすさ」の関係

あまり知られていませんが、
外反母趾が進行すると、バランス能力も低下します。

親指で地面を捉えられないと、
身体の微調整がうまくできません。

その結果、
・つまずきやすい
・段差が怖い
・片足立ちが不安定

こうした変化が出てきます。

高齢の方だけの話ではありません。
40代・50代でも、
「最近よくつまずく」という方は多いです。

足元の不安定さは、
将来的な転倒リスクにもつながります。

外反母趾を軽く見てはいけない理由の一つです。


「インソールだけで治りますか?」と聞かれたら

よくある質問です。

インソールは、
正しく使えば助けになります。

ですが、
インソールを入れただけで
足の使い方が変わらなければ、
根本的な解決にはなりません。

例えるなら、
曲がった柱を支えで固定している状態。

支えを外せば、
また元に戻ってしまいます。

大切なのは、
・足指が動く状態を作る
・正しい荷重ができるようにする
・全身のバランスを整える

これを同時に行うことです。


外反母趾がある方の「立ち方」を見ると分かること

立っている姿を後ろから見ると、
外反母趾の方には共通点があります。

・踵の外側に体重が寄っている
・内くるぶしが沈んでいる
・足の指が浮いている

この状態では、
長時間立つだけで疲れます。

「立っているだけなのに、しんどい」
そう感じるのは、
身体が常に無理をしているからです。

施術で足元が安定すると、
「立つのが楽」という感想がよく出ます。


外反母趾と姿勢改善は、同時進行が理想です

外反母趾だけを整えても、
姿勢が崩れたままでは、
再発しやすくなります。

特に多いのが、
・反り腰
・猫背
・片側重心

これらは、足元に大きな負担をかけます。

まほろば鍼灸整骨院では、
足元の調整と同時に、
骨盤・体幹の安定も重視します。

「足を触られているのに、姿勢まで変わる」
そんな不思議な感覚を持たれる方もいます。


外反母趾改善に必要なのは「意識を変えること」

外反母趾の改善で一番大切なのは、
自分の足に関心を持つことです。

・どこに体重が乗っているか
・指が使えているか
・靴の中で足がどうなっているか

これに気づくだけでも、
足の使い方は変わります。

施術は、そのきっかけ作りです。


「まだ手術は考えたくない」という方へ

外反母趾=手術
そう思っている方も多いですが、
手術が必要になるケースは一部です。

多くの方は、
もっと前の段階で
できることがあります。

痛みが強くなる前、
変形が固定される前に、
一度、足元を整える。

それだけで、
生活の質は大きく変わります。


外反母趾は「足の問題」ではなく「生き方のクセ」

これは少し大げさに聞こえるかもしれません。
でも、現場で多くの足を見てきて、
そう感じています。

急ぎ足
無理な姿勢
我慢の積み重ね

それらが、
足に現れているだけ。

外反母趾をきっかけに、
自分の身体と向き合う。
それは決して悪いことではありません。


最後に

親指の付け根の痛みは、
小さな不調のようで、
実はとても重要なサインです。

放っておくのではなく、
責めるのでもなく、
ただ「気づいてあげる」。

そこから、身体は変わり始めます。

外反母趾でお悩みの方は、
一人で抱え込まず、
一度、足元から整えてみてください。

「何もしてないのに…」で始まる、ぎっくり腰の本当の話

2026年01月5日

「本当に、何もしてないんです」

ぎっくり腰で来院される方が、必ず口にする言葉

「先生、朝起きて普通に立っただけなんです」
「重たい物も持ってないし、無理もしてないんですけど…」

吹田市・江坂で整骨院をやっていると、ぎっくり腰の患者さんからこの言葉を本当によく聞きます。
むしろ、聞かない日のほうが少ないかもしれません。

でも、施術者として正直な本音を言うと――
“本当に何もしていない”というケースは、ほぼありません。

もちろん、患者さんが嘘をついているわけではありません。
本人の感覚としては「突然」なんです。
ただ、身体の中ではずっと前から準備が進んでいた。
その結果として、ある瞬間に痛みが表に出ただけ。
私はそう考えています。


ぎっくり腰は「事件」じゃなく「積み重ね」

ぎっくり腰という言葉のせいか、
どうしても「ある日突然起こる事故」のように捉えられがちです。

でも、実際に検査をしていくと、
ほぼ全員に共通する“下地”があります。

・骨盤の傾き
・背骨の動きの悪さ
・足の使い方のクセ
・筋肉の硬さの左右差

ある30代の女性の方は、
「子どもを抱っこした瞬間にギクッときました」と来院されました。

詳しく話を聞くと、
・仕事はデスクワーク
・家では片足重心でキッチンに立つクセ
・運動はほぼゼロ

立ち姿をチェックすると、
左足に体重がほとんど乗っていない状態

「え、私そんな立ち方してます?」
ご本人は驚いていましたが、こういうケース、本当に多いです。

腰は“犯人”ではなく、
全部を押し付けられていた被害者だった、ということも少なくありません。


骨盤と背骨は、静かに、でも確実にズレていく

骨盤や背骨の歪みは、
一晩でどうこうなるものではありません。

・足を組む
・片側にカバンを持つ
・いつも同じ側でスマホを触る
・ソファで横座りする

こうした何気ない習慣が、
少しずつ、でも確実にバランスを崩していきます。

特に多いのが「反り腰」。
腰は反っているのに、腹筋は使えていない。
結果、腰の筋肉が常に頑張り続ける状態になります。

検査中に、
「ここ、押すとどうですか?」
と腰を触ると、
「うわ…硬いですね」
と苦笑いされることもよくあります。

限界まで頑張らされていた筋肉が、
最後の一動作で悲鳴を上げる。
それが、ぎっくり腰の正体だと私は思っています。


筋肉が硬い=支えられない身体

「腰が痛い=腰の筋肉が悪い」
そう思われがちですが、実際は少し違います。

ぎっくり腰の方を診ると、
腰よりも、

・お尻
・太ももの裏
・股関節まわり

このあたりが驚くほど硬いことが多いんです。

施術前に股関節の動きをチェックすると、
左右で可動域がまったく違うことも珍しくありません。

「こっちは動くけど、反対は動きにくいですね」
「本当だ…こんなに違うんですね」

筋肉は、本来クッションの役割をします。
でも硬くなると、その役割を果たせません。

つまり、
衝撃を吸収できず、腰が全部受け止める状態

それで「ちょっと前かがみになっただけ」でギクッといく。
何も不思議な話ではないんですよね。


体幹が弱ると、腰は踏ん張れない

最近の患者さんを見ていて、
特に感じるのが体幹の弱さです。

「腹筋や背筋、何かしてますか?」
この質問をすると、
「してないですね…」
と返ってくることがほとんど。

体幹は、言ってみれば天然のコルセット
これが機能していないと、
腰の関節や筋肉が直接ダメージを受けます。

ぎっくり腰は、
偶然でも不運でもありません。

姿勢・筋肉・生活習慣。
それらの積み重ねが、
「そろそろ限界ですよ」という形で表に出ただけ。
私はそう捉えています。


ぎっくり腰直後、やっていいこと・ダメなこと

来院時、必ずお伝えすることがあります。

無理に動かないでください。

「仕事があるから」
「家事があるから」
その気持ちは痛いほど分かります。

でも、痛みを我慢して動くほど、
回復は確実に遅れます。

おすすめの姿勢は、
横向きで膝を軽く曲げ、
膝の間にクッションやタオルを挟む姿勢。

これ、本当に腰が楽になります。

冷却も大切です。
最初の1〜2日は炎症が強いので、
温めるより冷やすほうがいいケースが多いですね。

あと、これは声を大にして言いたいですが、
自己流マッサージは避けてください。

強く揉んで悪化し、
「昨日より痛いんです…」
と来院される方、実は結構います。


痛みが引いてきたら、そこが本当のスタート

ぎっくり腰の怖いところは、
「少し楽になった時」にあります。

・湿布を貼って終了
・いつもの生活に戻る

これ、再発への近道です。

まほろば鍼灸整骨院では、
腰だけを見ることはしません。

・骨盤の傾き
・背骨の動き
・足の接地
・立ち上がり動作
・歩き方

ここまで一緒に確認します。

「え、足も見るんですか?」
この一言、何度聞いたかわかりません。


腰と足は、想像以上につながっている

足は、身体の土台です。
建物と同じで、
土台が傾けば上は必ず歪みます。

最近特に多いのが、

・足指が使えていない
・外側重心
・かかとだけで立っている

こうした状態。

足を触ると、
「こんなに硬いとは思わなかった」
と驚かれる方も多いですね。

足元が不安定だと、
膝 → 股関節 → 骨盤 → 腰
と負担が連鎖します。

腰だけ治しても、
足元が変わらなければ、
また同じことを繰り返す可能性が高いんです。


足元から整えると、身体の反応が変わる

足指・足裏・足首。
ここを丁寧に整えるだけで、

・立ったときの安定感
・歩くときの軽さ
・腰の力の入り方

明らかに変わります。

施術後に立ってもらうと、
「さっきより楽ですね」
「地面にちゃんと立ってる感じがします」

この瞬間、
「ちゃんと身体が反応してくれてるな」
と、こちらも手応えを感じます。


再発しないために、本当に大事なこと

ぎっくり腰を何度も繰り返す方ほど、
「痛い場所」だけを何とかしてきた方が多い印象です。

でも本当は、
足元 → 骨盤 → 背骨 → 腰
この流れを整えない限り、根本は変わりません。

まほろば鍼灸整骨院では、
施術だけで終わらせません。

・座り方
・立ち上がり方
・仕事中の姿勢
・簡単なセルフケア

できることだけ、
続けられることだけをお伝えします。


吹田市・江坂でぎっくり腰に悩んでいるなら

「できるだけ早く楽になりたい」
「仕事に穴をあけたくない」
「もう繰り返したくない」

そう思っている方は、
無理を重ねる前に、一度身体をリセットしてあげてください。

「もっと早く来ればよかった」
この言葉を減らすことが、
私たちの役目だと思っています。

腰は、あなたを支え続けてきました。
そろそろ、身体全体で支える方法を一緒に考えてみませんか。

実際の施術現場で、私たちが最初にしていること

ぎっくり腰で来院された方に、いきなりベッドへ寝てもらうことはありません。
まずやるのは、立った状態でのチェックです。

「そのまま立ってみてください」
「今、どちらの足に体重が乗ってますか?」

多くの方が、
「え…分からないです」
と戸惑います。

ここが、とても大事なポイントなんですよね。
自分の体重がどこに乗っているか、実はほとんどの人が把握できていません。

実際に横から見ると、
・片側の肩が下がっている
・骨盤の高さが左右で違う
・つま先の向きがバラバラ

こうしたサインが、ほぼ必ず見つかります。

「腰が痛い=腰だけの問題」
ではないことを、ここで初めて実感される方も多いです。


検査中によくある、患者さんとのやり取り

足元のチェックをしていると、よくこんな会話になります。

「足指、ここ動かしてみますね」
「……あ、動かないですね」
「え? 足指ってそんなに動かすものなんですか?」

そうなんです。
動かすものなんですよ、本来は。

でも現代人は、
・靴に守られすぎている
・地面をつかむ感覚が薄れている

結果、足指が“眠ったまま”になっています。

足指が働かないと、
身体は安定しません。
安定しない身体を、腰が必死に支える。
これ、ぎっくり腰の典型的な流れです。


足首が硬い人ほど、腰を痛めやすい理由

足首の動きも、かなり重要です。

検査で足首を軽く動かすと、
「え、こんなに硬いんですね…」
と驚かれることがあります。

足首は、
・動く
・安定する

この両方が求められる関節です。

足首が硬いと、
歩くたびに衝撃をうまく逃がせません。
その衝撃が、
膝 → 股関節 → 骨盤 → 腰
と上へ伝わります。

つまり、
腰は“最後に文句を言わされる場所”
というわけです。


「腰を触らない施術」に驚かれることもあります

施術中、
「先生、腰はやらないんですか?」
と聞かれることがあります。

正直に言います。
腰を触らなくても、腰は楽になります。

もちろん、状態によっては腰周辺も調整します。
ただ、ぎっくり腰直後の強い炎症期に、
無理に腰を触ることはしません。

それよりも、
・足
・股関節
・背中
・呼吸の入り方

こうした部分を整えるほうが、
結果的に腰が早く落ち着くケースが多いんです。

実際、
「え、さっきより動けます」
とベッドから起き上がる瞬間、
表情がパッと変わる方も少なくありません。


呼吸が浅い人は、ぎっくり腰を起こしやすい?

意外に思われるかもしれませんが、
呼吸もチェックします。

ぎっくり腰の方は、
胸やお腹がほとんど動かず、
肩だけで呼吸していることが多いです。

呼吸が浅い=体幹が使えていない。
体幹が使えない=腰に負担が集中する。

施術中に、
「ちょっと深呼吸してみましょう」
と声をかけると、
「息が入りにくいですね…」
と気づかれる方もいます。

身体は、全部つながっています。
腰だけ切り取って考えるほうが、
実は不自然なんですよね。


再発を防ぐために、あえて厳しいことも伝えます

正直な話、
施術だけ受けていれば再発しない、
というわけではありません。

ですので、
時には少し厳しいこともお伝えします。

「その座り方、腰にかなり負担かかってます」
「今の立ち方だと、また同じところ痛めやすいですね」

嫌われるかな、と思うこともあります。
でも、繰り返してほしくないんです。

ぎっくり腰を何度も経験すると、
・動くのが怖くなる
・腰をかばうクセが強くなる
・別の場所まで痛くなる

こうした悪循環に入ってしまいます。


自宅でやってほしいのは「頑張るケア」じゃない

セルフケアについても、
難しいことはお伝えしません。

・1分でできる足指の動かし方
・寝る前に軽く行う股関節の体操
・立ち上がるときのちょっとした意識

これくらいで十分です。

「毎日30分ストレッチしてください」
なんて言われても、続きませんよね。

続かないことは、
やらないのと同じです。


「痛みがなくなった=治った」ではない

これは、本当に大事なことなので書いておきます。

ぎっくり腰は、
痛みが消えた時点では、まだ途中です。

身体の使い方やバランスが変わらないままだと、
数か月後、数年後にまた同じことが起こります。

実際、
「前もここでぎっくり腰になったんです」
と再来院される方もいます。

その時、
「前よりひどいです…」
と言われると、正直つらいです。


ぎっくり腰は、身体からのメッセージ

私は、ぎっくり腰を
「身体からの警告」
だと思っています。

・今の使い方は無理がある
・このままでは支えきれない
・少し立ち止まってほしい

そんなメッセージです。

無理を重ねてきた人ほど、
身体は最後まで頑張ります。
だからこそ、限界を超えたときの痛みは強い。


吹田市・江坂という街で、私たちが思うこと

江坂は、
・デスクワーク
・立ち仕事
・子育て世代

本当にいろいろな生活スタイルの方がいます。

忙しい毎日の中で、
自分の身体はどうしても後回しになります。

だからこそ、
「動けなくなってから」ではなく、
「まだ動けるうちに」
身体を整えてほしい。

それが、まほろば鍼灸整骨院としての想いです。


最後に

ぎっくり腰は、
誰にでも起こり得ます。
でも、繰り返す必要はありません。

腰だけを責めるのではなく、
足元から、全身から、
身体を見直す。

それだけで、
腰はずっと楽になります。

「もうあの痛みは味わいたくない」
そう思ったときが、
身体を変える一番いいタイミングかもしれません。