頭痛がつらい人ほど、なぜか“足”を触る理由があります
2026年01月26日
「肩がパンパンになると、決まって頭が痛くなるんです」
吹田・江坂のまほろば鍼灸整骨院で、ほぼ毎日のように聞く言葉です。
初めて来院された方ほど、申し訳なさそうにこう言われます。
「頭痛なんですけど…整骨院でいいんですか?」
正直に言うと、かなり多いです。
しかも、そういう方ほど首や肩をいくら揉んでもスッキリしきらない。
その理由、現場にいるとだんだん見えてくるんですよね。
首や肩は“犯人”じゃなくて、“現場”なことが多い
頭痛と肩こり。
この2つはセットで語られることが多いですが、私はいつもこう考えています。
「首や肩は、結果が出ている場所」
実際、検査で首を触るとガチガチ。
「ここ、しんどいですよね?」と聞くと
「そこです、そこ!」と即答される。
でも、ちょっと待ってください。
首や肩の筋肉って、好きで緊張しているわけじゃないんです。
無理やり働かされているだけ、というケースがほとんど。
じゃあ、誰の尻拭いをしているのか。
それが、姿勢だったり、体の使い方だったり、
そして──足元だったりします。
検査でよくある、こんなやりとり
当院では、頭痛や肩こりの方でも、いきなり首を揉みません。
まず立ってもらいます。
「ちょっとそのまま立ってみてくださいね」
後ろから見ると、
・頭だけ前に出ている
・右肩だけ下がっている
・体重が外側に逃げている
…というのは、もう“あるある”です。
さらに足元。
「親指、地面についてます?」
「え?ついてないです…」
これ、本当によくあります。
ご本人はまったく自覚なし。でも足指が浮いている。
私はこの瞬間、心の中でこう思っています。
「ああ、首と肩、ずっと頑張らされてたんだな」
と。
マッサージで戻る理由、正直に言います
「マッサージ行ったら楽にはなるんです。でも2〜3日で戻って…」
これも本当によく聞きます。
マッサージが悪いわけじゃありません。
一時的に血流も良くなるし、気持ちもいい。
ただ、戻る人には共通点がある。
・立ち方が不安定
・重心が外に逃げている
・足指が使えていない
・骨盤が支えられていない
この状態で首だけ緩めても、
体は「また同じ姿勢」に引き戻します。
だって、土台がグラグラなんですから。
なぜ“足から”触るのか。これは経験則です
私自身、昔は首や肩ばかり追いかけていました。
「ここが硬いから」「ここが原因だろう」と。
でも、何年も現場に立っていると、
あることに気づいたんです。
足を整えた人ほど、戻りにくい。
これはデータでも理論でもなく、
完全に現場の感覚です。
足裏が安定すると、
・立つのが楽
・姿勢を頑張らなくていい
・肩に力が入らない
施術後に、こんな声が出ます。
「なんか…自然に立ててます」
「呼吸しやすいです」
この“なんか”が大事なんですよ。
まほろば鍼灸整骨院の足元チェック、実はかなり細かいです
吹田・江坂のまほろば鍼灸整骨院では、
頭痛や肩こりの方にも、必ず足元を見ます。
・体重はどこに乗っているか
・左右差はないか
・足裏のアーチは潰れていないか
・足首は固まりすぎていないか
ここを見ずに首だけ触るのは、
正直、片手落ちだと思っています。
実際、頭痛の方ほど
外側重心+足指不使用、かなり多いです。
足を整えると、首が勝手にラクになる不思議
施術は強くありません。
バキバキもしません。
足指を使えるようにしたり、
足裏の感覚を呼び戻したり、
足首の動きを整えたり。
すると、立ち上がった瞬間に言われます。
「え、肩触ってないですよね?」
「首、軽いです」
触ってないです。
でも、頑張らなくていい体になっただけ。
首や肩がサボれる状態を作った、と言ったほうが近いかもしれません。
日常で、これだけは気にしてほしいこと
難しいことは言いません。
・立つとき、外側に逃げてないか
・足指、浮いてないか
・靴の減り方、左右で違わないか
これだけでいいです。
スマホを見るときも、
「首を下げない」より
「足で立ててるか」を気にしてみてください。
意外ですが、つながってます。
頭痛や肩こりが続く人へ、ひとつだけ伝えたいこと
首や肩は、悪者にされがちです。
でも多くの場合、一番頑張っている被害者です。
土台が整えば、
首も肩も、頭も、ちゃんと休めます。
吹田・江坂で、
「もう仕方ないかな」と思いかけているなら、
一度、足元から体を見直すのもアリだと思います。
まほろば鍼灸整骨院では、
その“最初の違和感”を一緒に探すところから始めています。
無理に信じなくていいので、
「そんな考え方もあるんだな」くらいで、
頭の片隅に置いてもらえたら嬉しいです。
それでも「首が原因だと思っていました」と言われる理由
ここまで読んでいただいても、正直こう思われた方はいるはずです。
「でも、実際に痛いのは首と肩だし…」
「足は関係ない気がするんですよね」
その感覚、かなり自然です。
というのも、人は“症状が出ている場所”を原因だと思う生き物だからです。
実際、私自身もこの仕事を始めたばかりの頃はそうでした。
首が痛いと言われたら首を見る。
肩がこっていると言われたら肩を揉む。
それで一時的に楽になって、「よし、効いた」と思っていました。
でも、次に来院されたとき、同じ場所を同じように訴えられる。
正直、内心こう感じていました。
「…あれ?また?」
何度も戻る人に共通していた“ある検査結果”
ある時期から、頭痛・肩こりで何度も戻る方を注意深く観察するようになりました。
施術内容を変えたわけでもない。
生活指導もしている。
なのに、戻る。
そこで、首や肩ではなく、立ち姿と足元を徹底的に見るようにしたんです。
すると、はっきりした共通点がありました。
・立った瞬間、外側に体重が逃げる
・親指がほとんど床に触れていない
・足裏の感覚がかなり鈍い
・「まっすぐ立って」と言うと逆に不安定になる
ここで、ようやく腑に落ちました。
「この人たち、首が悪いんじゃない。
首が頑張らされる条件が、ずっと続いてるんだ」
と。
足元が不安定だと、身体は“サボれない”
人の身体って、かなり正直です。
不安定な場所に立たされると、どこかが必ずカバーに入ります。
足で支えられない
↓
膝・股関節が頑張る
↓
骨盤が固まる
↓
背中が緊張する
↓
最後に首と肩がフル稼働
この流れ、現場では本当に何度も見てきました。
特に多いのが、
「自分は姿勢が悪いと思って、ずっと胸を張っていました」
という方。
よく見ると、
足元はグラグラ、
でも上半身だけ無理やり正そうとしている。
そりゃ、首と肩、休めないですよね。
施術中によくある“気づきの瞬間”
足元から施術をしていると、
途中でこんなことを言われることがあります。
「先生、なんか…肩触られてないのに、肩が抜けてきました」
「首の後ろ、急に温かいです」
私はそのたびに、心の中で小さくガッツポーズしています。
これは、身体がやっと役割分担を思い出したサインなんです。
足が支える
骨盤が乗る
背骨が立つ
首は“乗っているだけ”
この状態になると、
首や肩はもう頑張らなくていい。
揉まなくても、
無理に緩めなくても、
勝手に力が抜けていきます。
「足を触られると思ってなかった」と言われます
初回の施術後、かなりの確率でこう言われます。
「頭痛で来たのに、足をこんなに見られると思わなかったです」
当然だと思います。
整骨院=首肩腰、というイメージが強いですから。
でも私は、ここを外したくありません。
なぜなら、
足を見ないまま首を触るのは、原因を飛ばして結果だけ追う行為だと感じているからです。
効率は悪いかもしれません。
説明も必要になります。
時間もかかります。
それでも、戻らない人が増えてきた。
それが、今も続けている理由です。
日常生活で“気づいてほしい違和感”
施術後、よくお伝えするのは難しい体操ではありません。
・立ったとき、親指が床に触れているか
・無意識に外側に体重を逃がしていないか
・靴の外側だけすり減っていないか
これだけです。
「それだけで変わるんですか?」と聞かれますが、
変わります。かなり。
なぜなら、
身体は“正解を知っている”けど、忘れているだけだからです。
思い出すきっかけを与える。
それが、足元からのアプローチだと思っています。
頭痛や肩こりは「限界のサイン」
最後に、これは完全に私の意見です。
頭痛や慢性的な肩こりは、
「ここが悪い」という合図ではありません。
「もう無理です」
「これ以上、首に任せないでください」
という、身体からのサインです。
そこに気づかず、
首だけ、肩だけを責め続けると、
症状は形を変えて続きます。
だからこそ、
少し遠回りでも、
足元から整える価値がある。
吹田・江坂のまほろば鍼灸整骨院では、
その“遠回り”を一緒にやっています。
もし今、
「もう付き合うしかないかな」と思っているなら、
その前に一度、
自分の足で立てているか、感じてみてください。
そこから、変わる人を
私は何人も見てきました。







