「親指の付け根が当たって痛いんです」

2026年01月6日

外反母趾の相談は、意外と“腰痛より先”に出てきます

「最近、靴を履くとここが当たって…」
そう言って、足の親指の付け根を指さす方がいます。

見せてもらうと、少し赤くなっていたり、軽く腫れていたり。
触ると「そこそこ!」と声が出ることもあります。

外反母趾という言葉は知っていても、
「まだそこまでじゃないと思ってました」
と話される方がほとんどです。

でも、正直に言うと――
痛みや違和感を感じている時点で、身体はもうサインを出しています。

吹田市・江坂のまほろば鍼灸整骨院でも、
外反母趾の相談は年々増えています。
特に多いのは、
・長年パンプスを履いてきた方
・立ち仕事が多い方
・運動習慣が少ない方

そして皆さん、共通してこう言います。
「足だけの問題だと思っていました」


外反母趾は「足だけのトラブル」ではありません

これは、施術者としてはっきり言いたいところです。

外反母趾は、足の変形で終わりません。

親指が外に曲がることで、
足の横アーチが潰れ、
体重の乗り方が変わります。

立ってもらって横から見ると、
・膝が内側に入りやすい
・骨盤が傾いている
・腰が反っている

こんな連鎖が見えてきます。

「最近、膝も痛くて…」
「腰もなんとなく重いです」

実はこれ、外反母趾と無関係ではありません。

足元が不安定になると、
身体はバランスを取ろうとして、
膝・腰・背中・首まで影響が出ます。

外反母趾は、
全身の歪みの“入り口”になることが多い症状なんですよね。


外反母趾は、静かに進行します

外反母趾の怖さは、
「いきなり強い痛みが出るわけではない」ことです。

初期の段階では、
・歩き始めに少し違和感
・長く歩くと疲れやすい
・靴が当たって気になる

この程度で済むことが多いです。

でも、この段階で何もしないと、
少しずつ、確実に進みます。

実際、初診時に角度をチェックすると、
「え、そんなに曲がってるんですか?」
と驚かれる方も珍しくありません。

外反母趾は自然に元に戻ることは、
ほとんどありません。
特に年齢を重ねるほど、
筋力や柔軟性が落ち、進行しやすくなります。


進行度によって、できることは変わります

外反母趾には段階があります。

軽度のうちに来られた方は、正直チャンスです

親指が少し外に向き始めた程度なら、
・足の使い方
・靴の見直し
・足指のトレーニング

これだけでも、かなり変わります。

「これなら家でもできそうですね」
そう言って帰られる方も多いです。

中等度になると、生活だけでは足りません

親指の付け根が靴に当たり、
赤くなったり、タコができたり。

この段階では、
足元からの整体で
アーチ・足指・足首の連動を整える必要があります。

「何年も我慢してました」
そう言われることもありますが、
この段階でも遅すぎるわけではありません。

重度まで進むと、正直しんどいです

常に痛みがあり、
靴選びがストレスになる。
歩くのも億劫になる。

こうなる前に、
一度、足元を見直してほしい。
これは、現場で何度も思ってきたことです。


外反母趾を引き起こす原因は、一つじゃありません

よく「靴のせいですよね?」と聞かれます。
もちろん、靴は大きな要因です。

でも、それだけではありません。

・足指を使わない歩き方
・横アーチの低下
・足裏の筋力不足
・姿勢のクセ
・体重のかけ方

これらが重なって、
外反母趾は作られます。

特に最近多いのが、
足指がほとんど使えていない方。

足指を動かしてもらうと、
「全然動かないですね…」
と苦笑いされることもあります。


外反母趾がある方の歩き方、特徴があります

施術前に歩いてもらうと、
多くの方が、

・足の外側だけで着地
・指先が地面についていない
・ペタペタ歩き

こうした歩き方になっています。

本来、歩行は
かかと → 足裏 → 親指
と体重が流れます。

でも外反母趾があると、
親指が使えない。
結果、外側重心になり、
膝や腰が頑張らされます。

「歩き方まで関係あるんですね」
この一言、何度も聞いてきました。


自宅でできるケアは「頑張らない」がコツ

外反母趾のセルフケアで大事なのは、
続けられることです。

タオルギャザーや足指運動も、
完璧にやろうとしなくて大丈夫です。

「テレビを見ながら」
「歯磨きのついでに」

これくらいで、ちょうどいい。

やりすぎて痛くなる方もいるので、
無理は禁物です。


まほろば鍼灸整骨院での外反母趾アプローチ

当院では、
「親指だけ」を触ることはありません。

・足裏
・足指
・足首
・膝
・骨盤

ここまで一緒に見ます。

「え、骨盤も関係あるんですか?」
はい、かなり関係あります。

足元が変わると、
立ち姿も、歩き方も変わります。

施術後に立ってもらうと、
「さっきより安定してます」
「地面を踏めてる感じがします」

この反応を見ると、
やっぱり足元って大事だな、と再確認します。


外反母趾は、我慢するものではありません

「年だから仕方ない」
「もう治らないと思ってた」

そう言われることもありますが、
正直、それはもったいないです。

変形を完全に元に戻すのは難しくても、
・痛みを減らす
・進行を止める
・歩きやすくする

これは、十分可能です。

外反母趾は、
身体からの“使い方を見直して”というサイン。

足元を整えることで、
膝も腰も、驚くほど楽になることがあります。


吹田市・江坂で外反母趾に悩んでいる方へ

「まだ大丈夫」と思っている今こそ、
一度、足を見直してみてください。

親指の付け根の違和感は、
決して小さな問題ではありません。

足元が変わると、
身体全体が変わります。

外反母趾でお悩みの方は、
無理を重ねる前に、
一度ご相談ください。

▶ 外反母趾の詳細
https://mahoroba0468.jp/menu/hallux-valgus/

▶ まほろば鍼灸整骨院
https://mahoroba0468.jp

外反母趾の方ほど「足を守ろうとして、余計に崩れる」

外反母趾で痛みが出始めると、多くの方が無意識にやっていることがあります。
それは、痛い親指を使わないようにすることです。

・親指を浮かせて歩く
・足の外側に体重を逃がす
・つま先を使わず、ベタ足になる

痛みを避けるための行動ですが、
これが続くと、足のバランスはさらに崩れます。

親指は本来、
「地面を蹴って前に進むための要」です。

その親指が使えなくなると、
身体は別の場所で代償します。

結果として、
・ふくらはぎが張りやすい
・膝の内側が痛くなる
・腰が反りやすくなる

こうした不調が、後から出てくることが多いのです。

「外反母趾はそこまで痛くないけど、膝が…」
そんな相談の裏に、
実は外反母趾が隠れているケースも少なくありません。


足指は「使わないと、使えなくなる」

施術中、足指を一本ずつ動かして確認することがあります。
すると、

「こんなに動かないんですね…」
「自分の足じゃないみたい」

そう言われることがあります。

これは特別なことではありません。
現代の生活では、
足指をしっかり使う場面が圧倒的に減っています。

・クッション性の高い靴
・平らな床
・長時間の座り姿勢

便利で快適な環境ほど、
足本来の機能は眠っていきます。

外反母趾は、
その“使われなくなった結果”として表に出てきた症状とも言えます。


外反母趾と「転びやすさ」の関係

あまり知られていませんが、
外反母趾が進行すると、バランス能力も低下します。

親指で地面を捉えられないと、
身体の微調整がうまくできません。

その結果、
・つまずきやすい
・段差が怖い
・片足立ちが不安定

こうした変化が出てきます。

高齢の方だけの話ではありません。
40代・50代でも、
「最近よくつまずく」という方は多いです。

足元の不安定さは、
将来的な転倒リスクにもつながります。

外反母趾を軽く見てはいけない理由の一つです。


「インソールだけで治りますか?」と聞かれたら

よくある質問です。

インソールは、
正しく使えば助けになります。

ですが、
インソールを入れただけで
足の使い方が変わらなければ、
根本的な解決にはなりません。

例えるなら、
曲がった柱を支えで固定している状態。

支えを外せば、
また元に戻ってしまいます。

大切なのは、
・足指が動く状態を作る
・正しい荷重ができるようにする
・全身のバランスを整える

これを同時に行うことです。


外反母趾がある方の「立ち方」を見ると分かること

立っている姿を後ろから見ると、
外反母趾の方には共通点があります。

・踵の外側に体重が寄っている
・内くるぶしが沈んでいる
・足の指が浮いている

この状態では、
長時間立つだけで疲れます。

「立っているだけなのに、しんどい」
そう感じるのは、
身体が常に無理をしているからです。

施術で足元が安定すると、
「立つのが楽」という感想がよく出ます。


外反母趾と姿勢改善は、同時進行が理想です

外反母趾だけを整えても、
姿勢が崩れたままでは、
再発しやすくなります。

特に多いのが、
・反り腰
・猫背
・片側重心

これらは、足元に大きな負担をかけます。

まほろば鍼灸整骨院では、
足元の調整と同時に、
骨盤・体幹の安定も重視します。

「足を触られているのに、姿勢まで変わる」
そんな不思議な感覚を持たれる方もいます。


外反母趾改善に必要なのは「意識を変えること」

外反母趾の改善で一番大切なのは、
自分の足に関心を持つことです。

・どこに体重が乗っているか
・指が使えているか
・靴の中で足がどうなっているか

これに気づくだけでも、
足の使い方は変わります。

施術は、そのきっかけ作りです。


「まだ手術は考えたくない」という方へ

外反母趾=手術
そう思っている方も多いですが、
手術が必要になるケースは一部です。

多くの方は、
もっと前の段階で
できることがあります。

痛みが強くなる前、
変形が固定される前に、
一度、足元を整える。

それだけで、
生活の質は大きく変わります。


外反母趾は「足の問題」ではなく「生き方のクセ」

これは少し大げさに聞こえるかもしれません。
でも、現場で多くの足を見てきて、
そう感じています。

急ぎ足
無理な姿勢
我慢の積み重ね

それらが、
足に現れているだけ。

外反母趾をきっかけに、
自分の身体と向き合う。
それは決して悪いことではありません。


最後に

親指の付け根の痛みは、
小さな不調のようで、
実はとても重要なサインです。

放っておくのではなく、
責めるのでもなく、
ただ「気づいてあげる」。

そこから、身体は変わり始めます。

外反母趾でお悩みの方は、
一人で抱え込まず、
一度、足元から整えてみてください。