車の運転が多い人は、ぎっくり腰に要注意。
2021年09月19日
大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院です。
当院には、ぎっくり腰で来院される患者さんがたくさんいらっしゃいます。
その方達に問診をすると、ある共通点があります。その共通点とは座っている時間が長いということです。
デスクワークで座り続ける人はもちろん多いのですが、車に乗っている時間が長い人も多いのです。
そこで、今回はぎっくり腰にならないために、車の運転時に気をつけたいことをお伝えします。
まず、車の座席をリクライニングし過ぎないようにしましょう。リクライニングし過ぎると、体幹を支えるために使うインナーマッスルを使わなくなり弱ってしまうので腰に負担がかかります。程度が悪くなるとぎっくり腰になる可能性もあります。
次に、車の運転席に座っているときの足の位置についてです。現代の車は、ほとんどがオートマ車です。オートマ車は、アクセルもブレーキも右足で操作します。左足は使わないのです。ここに落とし穴があります。右足はペダルを踏むために伸ばします。しかし、左足は伸ばしません。つまり、足を置いている位置が左右で違うのです。その時間が長くなったり、車を運転することが多くなったりすると、骨盤も歪んできて腰に負担がかかり、挙げ句の果てにぎっくり腰になってしまうことがあるのです。
また、車によっては運転席の左側に肘掛けがある場合があります。肘掛けがあると、つい肘掛けに肘をつきたくなります。しかし、ここにまた落とし穴があるのです。肘掛けに左肘をついて運転すると、体は左に傾きます。この状態が長時間続くことによって、体が傾いた状態で固まってぎっくり腰になる可能性があるのです。さらに、左肘を肘掛けについて運転しているということは、左手でハンドルを握っていないことになります。右手でしかハンドルを握らないことにより、体幹には捻れも生じます。そして右手のみを上げ続けることで、右肩に肩こりを発症する可能性があるのです。
以上のように、車の運転時には腰痛、ぎっくり腰にならないために気をつけなければならないことがたくさんあるのです。該当項目があるようでしたら、意識して改善するようにしてください。そして腰に負担がかからないように、長時間車を運転しなければならないときには、最低2時間運転したら一度休憩を入れて、体を動かして固まらないようにしてください。
腰痛やぎっくり腰でお悩みの方は、大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院にご相談、お問い合わせください。