腰痛にならないための正しい歩き方
2021年10月31日
大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院です。
当院に来院される患者さんの症状で多いのが腰痛です。
腰痛患者さんの体をチェックしていくと、ある共通点が見つかります。
それは、歩く際に足指を正しく使って歩いていないということです。
足指を正しく使って歩いていない患者さんの足元を確認すると、足指が反り上がっているか、つま先が丸まってしまい、足指が地面に着いていないのです。
こうなると各足指間は硬く固まり、足指間が広がりにくくなります。
また、足指を踏みしめることができなくなるので、足裏の足指の付け根の筋肉が弱くなってしまいます。
この状態で歩くと、足指を反りあげて足を前に振りだして歩くようになり、足の甲→すねの前→太ももの前→股関節の前といった「足の前面の筋肉」ばかり使うようになり、足裏→ふくらはぎ→太ももの後面→お尻といった「足の後面の筋肉」を使わなくなり、筋力が弱っていきます。
その結果、体の「前面」と「後面」の筋肉の使い方や筋力にムラができて、腰痛につながってしまうのです。
そうならないためには、足指を使って歩けるようになる必要があります。
それには、まず足指を広げるエクササイズをしましょう。
手順は、
①各足指間を甲の中央に向かって、手の親指と人差し指で足の甲側と裏側からつまむようにほぐす。
②手の親指と人差し指を移動させながら、足の裏に横のアーチができるように内側に向かって巻き込むようにほぐす。
続いて、浮いている足指を踏みしめられるようにエクササイズしましょう。
手順は、
①足の親指の付け根の裏側を反対の手の人差し指と中指の指腹で押さえる。
②押さえている手の指をかかとの方向に引っ張り、足の親指をおじぎさせるように動かす。
③同様に、足の第2指から第5指まで1本ずつおこなう。
これらの2つのエクササイズをおこなうことで、各足指が広がるようになり、足指で地面を踏みしめられるようになります。
これらを毎日継続した上で、足指までしっかりと踏みしめて後ろに蹴って歩くように意識してください。
その結果、縮こまっていた体の「前面の筋肉」を伸ばすことができ、今まで使えていなかった「後面の筋肉」が使えるようになり、筋肉の使い方や筋力にムラがなくなり、腰痛が起こりにくくなります。
腰痛にならないためには、腰痛にならないための正しい歩き方を意識しましょう。
大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院では、腰痛にならないためのエクササイズや生活習慣のアドバイスを提供しています。
腰痛でお悩みの方は、大阪府吹田市江坂のまほろば鍼灸整骨院にご相談、お問い合わせください。