起立性調節障害
起立性調節障害の原因は?
起立性調節障害は、活動時や緊張時に優位に働く交感神経と、リラックス時に優位に働く副交感神経のバランスが崩れる自律神経失調症の一種です。
特に思春期に多い疾患で、起床時から午前中が不調になることが多く、起きられなかったり、立ち上がり時に立ちくらみやめまいが多いので不登校になる子もいます。
心理的ストレス、環境の変化、気候条件も原因になることが多いですが、骨格の歪みや筋肉のバランスの崩れによって起こることも多いです。
自律神経と深い関わりがある胸郭の歪み、横隔膜の位置関係の崩れも原因としてあげられます。
起立性調節障害の治療法は
骨格の歪みを矯正し、筋肉のバランスを整え、筋肉が過剰に緊張しなくてもいい状態をつくっていきます。
頭蓋骨、背骨、骨盤のセンターラインを矯正して、自律神経を整えやすい身体の環境をつくっていきます。
また、肋骨の歪み、更に肋骨からつながる胸郭の歪みを矯正して、横隔膜の位置関係も整えていき、呼吸の側面からも自律神経を整えていきます。
呼吸器と消化器を隔てている横隔膜の位置関係を整えることで、呼吸、消化の機能を正常化していきます。
また、骨格の位置関係を正常な状態で持続させるために、筋肉のエクササイズや呼吸のトレーニングなども行います。
起立性調節障害でお悩みの方は、まほろば鍼灸整骨院にご相談・お問い合わせください。