筋筋膜性腰痛
- 前屈すると腰が痛い
- 左(右)腰が痛むとき身体を右(左)に曲げると痛くなる
- 重だるさやハリなど、鈍い痛みがある
- 慢性的に疲れている。
- 過去にぎっくり腰になったことがある
筋筋膜性腰痛の症状とは
筋筋膜性腰痛では腰の筋肉が伸ばされるような動き、例えば前屈や、左側が痛むときに体を右に曲げるなどで痛みが増す事が特徴です。また、痛みの感覚としては重だるい感じや張ったような感じなど、鈍い痛みとなることが多いです。ただし、筋筋膜性腰痛はちょっとした負荷で激痛となるいわゆるぎっくり腰になってしまうこともあります。
なぜ症状が起きるのか
筋筋膜性腰痛は筋肉の疲労の蓄積が原因となる腰痛です。長時間の同じ姿勢、中腰などの無理な姿勢や過度の運動などで筋肉に疲労がたまると、筋肉の繊維の一部に炎症が起き、痛みが発生します。痛みの種類としては重だるさやハリなど、鈍い痛みとなるのが特徴です。また、このように筋肉に疲労が溜まった状態で急な負荷をかける動作(重いものを持つ、不自然な体勢を取る、くしゃみ、咳など)をすると、急性腰痛、いわゆるぎっくり腰になってしまいます。炎症は時間の経過とともに治まるため、痛みは安静にしていれば緩和されます。しかし、これを放置するのは良くありません。筋筋膜性腰痛は骨格の歪みや姿勢の悪さなどが原因で筋肉に疲労が溜まって引き起こされるためです。よくぎっくり腰は癖になるといわれますが、これは痛みが治まっても根本原因となる歪みが残ったままだからです。腰痛を繰り返さないお身体になるよう、しっかりと骨格の歪みを矯正して下さい。